「悩むことはあっても迷うことはなくなった」 G’s ACADEMY卒業半年を経て感じた生きやすさ

「悩むことはあっても迷うことはなくなった」 G’s ACADEMY卒業半年を経て感じた生きやすさ
G's ACADEMY TOKYO DEV25期のカリキュラムの1つである「事業企画講座」を受けた直後に書いたブログが5ヶ月前の5月。 ...

プログラミングと起業の学校であるG’s ACADEMY(以下、ジーズアカデミーと表記します)のDEVコースを卒業してからまもなく半年。

僕は東京校舎のDEV25期に所属していましたが、このブログを書いている2024年3月24日は、僕らの1個後ろの期(東京でいうとDEV26期・LAB16期)が卒業制作の締切に向けて頑張っていらっしゃる時期です。

僕らの期でもそうでしたが、ジーズアカデミーの卒業制作は(多くの方にとって)提出で終わりではありません。

卒業制作提出後も、グローバルギークオーディション(GGA)というプレゼンイベントの出場を目指して切磋琢磨する、そんな時間が続きます。

グローバルギークオーディション(GGA)出場に当たっては、「セレクション」と呼ばれる予選があります。

実はこのセレクションには「現役生の1つ手前の期にあたる卒業生」であれば、再チャレンジ(参加)をすることができるというルールがあります。

つまりDEV25期であった僕は、今回開催される2024年春に開催されるグローバルギークオーディション(GGA)のセレクションへの参加資格を有しているのです。

このブログ記事は、G's ACADEMY 東京 Dev25期の同期であり、尊敬すべきクラスの理事長・幹事長であるのぶさんが書かれたnote...

以前、Nぶさんへの返信。という記事にも書いたように、DEV25期の偉大なる幹事長であるNぶさんからインターネット上で頂いたラブコールに応える形で(?)、昨年末に僕は「セレクションへの再チャレンジを目指す」という発信をさせていただきました。

ちょうど最近、グローバルギークオーディション(GGA)セレクション再チャレンジに関する案内が同期のSlackのワークスペースに流れてきました。

案内を読んでいたら、何だかとっても心がエモくなってきたこともあり…

この半年のことと今の僕が何を手がけようとしているのかをブログにざっと書いてみることにしました。

半年前に僕が卒業制作で手がけていたものについて

まずは、半年前の振り返りからです。

G’s ACADEMYを前身から知る男が週末DEVコース生としてジーズに入学し直した話にもちらっと書かせていただきましたが、僕はジーズアカデミーDEV25期に通っていた時、卒業制作として2つのプロダクト開発に取り組んでいました。

1つは自分自身のプロダクト、もう1つはDEV25期の同期である「通称:社長さん」のチームメンバーとして参加したプロダクトになります。

当時手がけていた僕自身のプロダクトは、簡単にいえば「学習に関連した時間管理コーチングサービス」です。

  • ユーザーはコーチとの対話を通じて学習目標を設定し、使える時間を徹底的に可視化する
  • ユーザーはツール(アプリ)上で日々の時間管理を行う
  • ユーザーは週ごとにコーチとの対話をすることができ、対話を通じて毎週振り返りをしながら、目標に向かって時間の使い方を改善していく。

ざっくりいうと、このサイクルを繰り返すためのサービス・プロダクトでした。

勉強継続コーチング」という類似サービスがあるのですが、このサービスをさらにデジタル化したものに近いと考えていただければと思います。

時間管理ツールを作ろうと思ったきっかけ

これまでこのブログArrown上で、なぜ卒業制作で時間管理ツールを開発しようと思ったのかについて詳しく触れたことはありませんでした。

せっかくなので、今回改めてその動機を振り返り、時間管理ツールを作ることに至った背景を書いてみたいと思います。

この記事は「デジタルハリウッドで変わった私の人生」に参加しています。 現在、私はフロントエンドエンジニアとして働きながら、副業で講師...

20代に何の目標もなかった男がデジタルハリウッドのおかげで充実した30代と野心あふれる40代の始まりを迎えることができた話でも書かせていただきましたが、僕は以前、「デジタルハリウッドSTUDIO」というWebデザイナーを目指す方が通われる学校の運営スタッフをしていた時期がありました。

その後、講師(トレーナー)側に転じながらも、昨年の春に至るまででデジタルハリウッドSTUDIOに何らかの形で関わり続けていました。

スタッフ時代・講師時代を通じては、多くの「進捗相談」に対応させていただく機会がありました。

多くの学習者が直面する課題「時間が取れない」

その中でも1番多かったのが「学習の時間が取れない」「勉強する時間が足りない」という相談。

僕はスタッフ&トレーナー時代を通じて、悩む受講生さんと直接対話をしながらその人にあった学習計画を一緒に考えて提案をしていき相談後も伴走する、そんな経験をたくさんしてきました。

自分でいうのもなんですが、この伴走を経た結果として、人が変わったように学習に打ち込むことができるようになった方をたくさん見てきました。

そういった方々が、卒業後にデザイナーになったり海外留学をしたり…さまざまな形で何らかの成果を出していく姿もたくさん見てきました。

「自分の伴走が誰かの役に立った」このことを知れば知るほど、僕の自信になっていきました。

この経験が、卒業制作の企画に悩む僕にヒントを与えてくれることとなりました。

企画決定・卒業制作提出

…さて、ジーズアカデミーDEVコースのことに話を戻します。

ジーズアカデミーDEVコースに通っていた期間中は、卒業制作の企画を決定するまでに数多くの悩みと苦労がありました。

しかし、先ほど掲載したような過去の経験 – 数多くの進捗相談を受けた経験 – を手がかりにして、僕は卒業提出締め切り3週間前という状況でようやく自分のプロダクト企画を確定させることができました、

  • 数々の進捗相談を経て多くの人の悩みに一緒に伴走し後押ししたエピソードを思い出し、学習時間の管理をテーマにしたプロダクトを作ろうと思ったこと
  • 2023年はジーズアカデミーと並行してコーチングの勉強をし続けていたこと

上の2点を契機とし、

「時間管理コーチングプロダクトが1番自分のオリジナリティを発揮できて自分らしい企画だ!」

という想いに至ることができたのです。

そして何とかギリギリ卒業制作を提出、そのまま提出した企画とプロダクトを用いてセレクションにも臨みました。(結果は落選でしたが)

卒業後、停滞する開発…

先日書いたブログ記事「G’s ACADEMYを前身から知る男が週末DEVコース生としてジーズに入学し直した話」、たくさんの人...

ジーズアカデミーDEVコースでの多くの経験を経て、卒業後はそれらを振り返りながら、得られた教訓をブログ記事にまとめていました。これらの記事は、過去の反省をこれからの行動へと繋げるためのものでした。

開発もすぐに再開したいところでしたが、お恥ずかしながら仕事におけるビハインド・つまり溜まった仕事を片付けることに追われる時間が思ったよりも長くなってしまいました。

何も進まずに時間だけが過ぎていくことには、正直焦りもありました、

時間がただ過ぎていく中での焦りも感じていましたが、Nぶさんへの返信。から得たエピソードをきっかけに、卒業から約1ヶ月半後の昨年12月半ばに、ようやく再チャレンジに向けて動き出すことができました。
(Nぶさん、きっかけをありがとうございます)

しかし、リスタート後に僕を待っていたのは、またしても停滞の連続でした。とにかく開発が進まない…

停滞の原因は「開発の時間が取れない」ではなく「ここからどう手を動かしていったらいいかわからない」「手を動かしても全然しっくりこない」といったものでした。

時間管理ツール(アプリ)は数多く存在することは僕自身その時点でも周知の事実だったのですが、改めて調べてみると、僕が卒業制作で取り組もうとした「勉強継続コーチング」に関連するプロダクトも実は多く世の中に存在することを知りました。

そういった事実を知れば知るほど、「時間管理コーチング」プロダクト「自分だけのオリジナリティ」をどのように打ち出せばいいのか、ますます不明瞭になってしまっていったのです。

色々なアプリを研究し、類似サービスを探っては、自分のプロダクトをどう構築していくか模索しましたが、結局はジーズアカデミーDEVコース在籍時と同様に、悩む時間ばかりが増えていきました。

そんなこんなでリスタートを切ろう決めてからあっという間に1ヶ月半が経過。季節はあっという間に冬のど真ん中、2月を迎えていました。

「何も進まないままでいるわけにはいかない!」と決心した僕は、

作り上げる体験をしたらきっと何かが変わるだろう」

という希望的観測を、以前ジーズアカデミーDEVコースの入学試験で提案した「ハムスター飼育アプリ」の開発に方向を転換することにしましたた。

このアプリの企画やデザインはすでに固まっていたこともあるので、手を動かせるだろうという考えに至ったのが転換を決めた理由です。

「自分が夢中になっていること」に改めて気付けた瞬間

遡ること今年の1月。

ジーズアカデミーのお仕事として講師を担当させていただいているものの1つである「TAMA CAMP(2日間の短期プログラミング体験イベント。以下TAMA CAMPと表記します)」の開催が2月に決まり、今回のイベントでも僕が講師を担当させていただくことが決まりました。

2月の僕は、TAMA CAMPの準備に追われながらも、プロダクト開発を進める日々。

2月のTAMA CAMPイベントではジーズアカデミーDEV25期の同期と一緒にお仕事ができることとなり、感慨深い気持ちと共に、いつも以上に気合いも入っていました。

そんな気合いが功を奏したのか。イベントの準備を進めていく中で、

「あれ、講義準備している時の自分って、それこそご飯を食べるのも時間が過ぎるのも忘れて夢中でやっているぞ…」

そんな自分がいることに気がつきました。

同時に、講義準備をする上で自分が大切にしていることの数々を再認識したこと、またそれらのことがジーズアカデミーDEVコースに通っていた時に「社長さん」と手がけていたプロダクトの理念や内容に深く通じるものがあることに改めて気がついたのです。

僕が講義準備で大切にしていることと、社長さんと手がけていたプロダクトとのつながり

ここで簡単にではありますが、社長さんと手がけていたプロダクトについて紹介をさせていただきます。

「起業家や事業家(あるいはその卵)」の方がプレゼンをするにあたっては、必ずといってもいいほどプレゼン資料を作成し、プレゼンの場で使用すると思います。

社長さんとのプロダクトにおいては、プレゼン資料が聴衆や審査員に与える影響を事前に予測することに焦点を当てていました。

そして、予測と分析を基にプレゼンテーションの内容や方法を更に洗練し、ブラッシュアップするための具体的な支援を提供するプロダクトを開発するを目指していました。

このプロダクトを通じて、社長さんと僕は「想いがより伝わるためにはどうしたらいいか」というある種哲学的なところを追求していました。純粋にこの追求は僕にとって興味深く面白かったのです!

かたや、僕が講義準備・設計をする時に大切にしている理念。それは、

  • 「なぜこの文法や決まりごとが存在するのか」を納得感ある形で伝える。
  • 教える内容を、受講者自身の「身近ごと」と捉えてもらうための工夫をする。
    (例:わざと壁にぶつかったり間違えたり上手く行かないことの体験をしてもらう)
  • できる限りディスカッションを取り入れて、自分の言葉にしてもらうことで理解を促す。
    (例:配列とオブジェクトの違いについて話し合ってみよう!など)
  • 「あなたは実はわかってるんだよ!」「できるんだよ」ということを感じてもらう仕掛けをする。
    (例:上のディスカッションの成果を発表をしてもらうと、だいたいみんないい感じの発表をしてくれるので、まず褒める)
  • 伝える内容の順番に矛盾がないかを徹底的に洗い出す

などです。つまり、「どう伝わるか」をひたすら試行錯誤するものです。

利用シーンは異なれど、

「社長さんとのプロダクトを通じて追い求めていたことと、僕が講義設計などで追求していることには共通した軸と理念があるのではないか」

TAMA CAMPの準備をしながら、僕はそんなことに気がついたのです。

「あ、実は社長さんのプロダクトは僕自身がやりたいことそのものでもあったのではないだろうか」

結論として、僕はそんな想いと気づきに至ることとなりました。

さらなる方向転換の決断を後押ししたものたち

TAMA CAMPの準備を通じて多くの気づきを得たことから、私は更なる方向転換を決意しました。方針としては、以下のようなものです。

  • ハムスターアプリは手を止めて、さらに方向転換をする。
  • 講義や授業のカリキュラムや流れを作り、講義内容をチェックしたりシミュレーションをすることができるプロダクトを作る。(例:時間配分に問題がないか、詰め込みすぎていないか、理解を促すものになっているか等)
  • シミュレーション内容や講義内容のチェック事項として、自分の信念を軸に基準を設定する。
  • プロダクトを通じて、「納得感のある授業」「楽しい講義」が世の中に増えることを目指す。
  • 作成するプロダクトに関して、社長さんと手がけていたプロダクトの方向性や内容を大いに参考にさせていただく。

方向転換をすんなり決断できた理由には色々あるのですが、

  • 講義準備などをする上での自分のやっていることや信念、そして自分だからこそのオリジナリティを発揮することに対して大きな自信を持てていること。
  • 機会を頂ける限りは今後も講師業を積極的にやっていきたいので、何より自分が継続して使いたいものを作りたい&継続して手を動かすイメージが明確にできるものであったこと。
  • 自分で納得できるUIデザインを考案することができたことで、より上述した自信が強固なものになったこと。

などがあります。

もちろん、これらの考えが独りよがりに過ぎないかもしれないという自覚はあります。しかし、独りよがりなものだったとしても「自分の信念に大きな自信を持てる」ことは、生きててなかなかないことだと僕は思うのです。

そんな想いの数々が、方向転換をする上で僕の背中を後押ししてくれました。

また、もう1つきっかけになったのは先述したTAMA CAMPでの一コマ。ジーズアカデミーDEV25期の同期であり、一緒にお仕事をしたメンバー(関西の方)がふとイベント中に発言していた

「世の中の学校の授業って基本面白くないんですよ!このCAMPイベントの講義めっちゃ面白くないですか?」

という言葉(正確じゃなかったらすみません笑)。この言葉が、大袈裟に言えば私が追求しているものの社会的な意義を改めて確認するきっかけとなったのです。

「悩むことはあっても迷うことはなくなった」

そんな感じで方向転換を決断した僕ですが、方向転換をする上で社長さんと手がけているプロダクトをただそのまま参考にさせていただくだけでは、ただの「パクリ」になってしまいます。

筋を通すためにも、方向転換に関する諸々を社長さんに相談し許諾を得たいと考えました。

ちょうど2024年の年明け以降、社長さんとのプロダクトはマイペースに活動を再開し、週1回定例MTGをする機会があったため、運良く相談・コミュニケーションをしやすい環境は整っていました。

そんなこんなで、2月末の定例MTGの際に社長さんに素直に相談したところ、快くOKをいただきました。

それどころか、「できることは協力する」というありがたいお言葉までいただくことができました。

まさに「舞台は整った」感がありました。笑

そして3月1日から、新しい方向性と内容のプロダクト開発がスタートしました。

結局、ギリギリになって新企画を始めることになったので、ジーズアカデミーの現役生でいたときとあまり状況が変わらないことには自分の進歩のなさを感じます。苦笑

とはいえ、当時との大きな違いとしては「悩むことはあっても迷うことはなくなった」ということ。

半年前は、「どの選択肢を取るべきか」ということに対してひたすら迷いを重ねる、そんなことを繰り返していました。

しかし今は、問題や課題について考え悩むことはあっても、自分の進むべき方向性については確信が持てるようになったので、迷うことはなくなりました。半年前とのこの違いは非常に大きなものだと思います。

何より、「方向を自分で決めることができた」ことが非常に大きいと言えます。

今、明らかに半年前よりも自身のプロダクトに関して夢中で手を動かせている、これは間違いありません。

卒業後もたくさんのきっかけをくれた同期のみんなに感謝

思えば、ジーズアカデミーDEVコースを卒業してからも、DEV25期の同期のみんなからはたくさんの刺激ときっかけを受け続けてきました。

これまでに共有したエピソードはもちろん

  • 月2回開催される同期同士の定期開発会のイベント
  • ふらっとジーズアカデミーの校舎でお会いした後のご飯会
  • 各々が頑張っていることをお知らせしてくれる数々の発信

…数え上げればキリがありません。もちろん、見えないところや知らないところで頑張っていらっしゃる方も多々いらっしゃると思います。

僕は「人に感化されること」が30歳以降、非常に多くなりました。

こういった個人的な特性も相まって、ただただ同期のみんなに刺激を受けたり感化されっぱなしの(卒業後の)半年間だったと思います。

DEV25期同期のみなさん、改めて素敵な環境と繋がりに本当にありがとうございます!

最後に

さて、再チャレンジにあたっては3月30日に一旦何らかの制作物を提出しないといけない状況にあります。

先述のようにまたしてもギリギリに方向が決まったこともあって、制作状況はかなりギリギリです。
(というか、どちらかと言えば芳しくありません。苦笑)

とはいえ、迷うことがなくなった以上、今後の結果がどうなろうとも手を止めずに進み続けたいと思います!

この半年を振り返ってみると、ジーズアカデミーDEVコース在学中に通じたり異なったり…さまざまな迷いや不安に出くわしました。

しかし、そういった迷いや不安を経てこそ、「自分の軸の再発見ができた」と確信を持って発することができると思います。

「悩むことはあっても迷いはなくなった」と言える今の心境に辿り着くことができたのは、間違いなくジーズアカデミー在学中+卒業後のこの1年があってこそです。

言い換えれば、1年前の自分と比較して、日々起こる出来事の数々を(それが迷いや不安を伴うものであったとしても)うまく受容できるようになった自分がいると思っています。

「続けていればいつかいいことがある」

そう考えると、ジーズアカデミーDEVコースに通っていた時期も含めたこの1年の一番大きな成果は「生きやすくなったこと」ではないか、今回のブログ記事を書きながらそんなことを思いました。

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