このブログ記事は、G’s ACADEMY 東京 Dev25期の同期であり、尊敬すべきクラスの理事長・幹事長であるのぶさんが書かれたnoteの中で、僕に対して送ってくれたオファーに対する返信に相当する私信ブログです。
ちなみに、該当noteの記事の中でのぶさんは僕に対して以下のようなことを書いてくれました。
ひよひよさんがまっすぐ走っていたとすると、
「GGAお疲れ様でした。そして、H氏とK氏への私信。」 より引用(のぶです。氏のnoteより)
コスゲさんは、ずっとWhy meに向き合い、
苦悩しながら伴走してくれました。
さぁ、コスゲさん。
次のセレクションまであと4カ月ですね。
一緒にそこを目指して走りませんか?
悩んでいるようだったので、オファー、出しておきます(笑)
今回の記事は、その返信として位置付く内容になります。完全に内輪なので、あらかじめお詫びいたします。
目次
いきなり結論
のぶさんへ、いきなり結論から書きます。改めてオファーありがとうございます。結論からいうと、セレクション目指します。なので、ぜひ一緒に走らせていただけると嬉しいです!
のぶさんが、「悩んでいるようだったので」と書かれてましたけど、確かに悩んでいました。
起業とか事業のスケールを目指す場合、必ずしもGGAを通らなくても良い側面はあると思います。だから、「セレクション(GGA)を目指すことが目的化するのもどうなんかなー」っていう思いや疑念が自分の中にあったのは事実です。
人生それだけじゃないぞ、と。それ以外にも手段や選択肢はいろいろあるぞ、と。
ここから先は、いつもの僕の長文が連なりますので、読みたかったら読んでください!目指すことにした理由は大きく分けると2つです。
目指す理由その1: 「目指す」と公言して行動した方が自分の成長に繋がると思ったから
理由その1は、「目指す」と公言して行動した方が、自分の成長に繋がると思ったからです。
4月からの半年、G’s ACADEMYの環境だったり、のぶさん含めてDev25期の同期のみなさんのおかげで死ぬほど成長させてもらったのは、G’s ACADEMYを前身から知る男が週末DEVコース生としてジーズに入学し直した話の記事でもで散々語らせて頂いた通りです。
一緒に過ごさせていただいた半年の中で、自分の良さもたくさん見えましたし、足りないところもたくさん見えました。
そして、先ほどのブログ記事の中でも書かせていただきましたが、セレクション終了直後、「自分っぽいままではセカイは変えられない」っていうことをひしひしと感じました。
時は流れ、最近自分の奥さんとお互いの特性について語り合う機会があったのですが、会話の中で、
- お互い自分のアップデートにめちゃくちゃ興味・関心がある
- お互いどこかでプレイヤーとしても一生懸命頑張る余地があった方がいい
という話に至ることがありました。
考えてみると、僕がG’s ACADEMYに通おうと思った理由である
- 9年前に「G’s 0期」で一生懸命頑張っていた自分を越えたい。
- 自分の代表作を生み出したい。
- 今後の人生の軸になるものを見つけたい。
は、どれも「プレイヤーとして」「自分のアップデートをしたい」という価値観に繋がるものだったと今振り返ってみても思います。
そうなったときに、「プレイヤーとして自分のアップデートすることに」に価値観や重きをそれだけおいているのであれば、人からどう思われようと、「目指す」と公言して行動した方が、自分のアップデートにより繋がるのではないかと思ったんです。
(※もちろんアップデートだけが目指す目的ではありません。自分の手がけたプロダクトで世におせっかいをしたい気持ちは本当にあります。普段講師業や教育業を通じてやってることをプロダクトを通じて多くの人に…みたいな感じでしょうか)
僕ものぶさんも、「次のセレクション(GGA)を目指す権利」はあるわけです。G’s ACADEMY的観点で考えたら理想的・きれいな形ではないかもしれませんが、語弊のある言い方をすれば、目指す目的は各々それぞれでいいと思うのです。
僕にとっては、権利を行使して目指すことが自分にとってプラスになるのであれば、行使を選択する以外の余地は自分にはありませんでした。
もちろん、これからの4ヶ月、ただ無作為・無意味に過ごすだけでは意味がないのは理解しています。
僕としては、目指すものは目指しますし、結果がどうなるかはさておき、この半年で自分なりに見えた課題点・反省点をしっかりと次の期間でできるだけ改善して、1つでも多く乗り越えることにフォーカスしていきたいと考えています。
課題めちゃくちゃあります…苦笑。ビジネス的引き出しの不足・ターゲットが抽象的すぎる・行動力不足・取り組む内容変えた方がいいんじゃないの?などなど。そもそも僕が卒制で作ったやつ、MVPにも至ってないですしね。
そう考えると、そもそも僕がDEVコース入学時に掲げていた目標は、半年やそこらでは達成できるものではなかったのかもしれません。次の半年でも達成しきれないかもしれません。
もしかしたら、ずっと達成できないかもしれません。
でも、公言すること自体がすごく大事なんじゃないかって心底思ってます。
仮に誰かから「それ、ずれていない?」と言われたとしても、多少なりとも明確になった「足りないこと」を、1個1個クリアしたいなって純粋に思ってます。
例え課題をクリアするのに時間がかかったとしても、真正面から課題にぶつかってクリアに取り組む姿勢を貫くような、そんな歩みをしたい。
色々考えましたが、僕は当面(向こう半年)、社会的ステータスを変えることはしないことにしました。社長のプロジェクトも引き続きやらせていただきたいと思っています。
そういった状況はありつつも、定めた目標・見えた課題に対して、自分がどうアプローチして成長していけるのか、そこに自分なりに一生懸命フォーカスしていきたいと思います。
色々書きましたが、誰にどう思われようと、綺麗な権利の行使の仕方ではなかろうと、「自分の気力があって、目指すことが自分にとってプラスになるなら、それで良くない?」というのが自分の中の結論でした。
目指す理由その2: 同期の後押し
目指す理由その2は、同期の後押しです。
のぶさん、もちろんのぶさんのnoteでの僕に対するオファーは、僕の背中を押してくれる原動力となりました。
卒業後、インターネット上で同期同士でラブレターを送り合い、いちゃいちゃし合うDEV25期のみんなが僕は大好きなのですが、そこに乗っからせていただく想いで、ここに記させていただきます。
「後押ししてくれるnoteを書いてくださってありがとうございます」と。
この1ヶ月、実は他にも色々な方が僕の背中を押してくれる、そんな出来事がありました。
全部書けなくて申し訳ないのですが…
りょうたさんの「コスゲさんが次のGGAに出たら、映画1本取れますよ」という言葉。
その言葉の後には、僕がWhyMeに悩む姿をしっかりと見てくれたからこそ綴れる言葉がありました。一連の言葉が、僕にとってはめちゃくちゃ嬉しいものでした。
いや、もう本気にしますから、映画とってくださいねw
でも、本当に本当にありがたかったです。
今回のGGAで優勝された、ひよひよさん。
同期のみなさんは、僕とひよひよさんを「2大神」という同じ形容詞でくくってくれることが多かったけど、それが恐れ多いくらいに僕とは桁違いの実力を持ち、皆さんから愛され。大きな器を持ち、常にセカイを見据えているひよひよさん。
そんなひよひよさんと、GGA後の打ち上げで、ほんのちょっと会話させていただきました。
- 「ひよひよさん)コスゲさん、これからどうするんですか?」
- 「コスゲ)チョメチョメホゲホゲチョメチョメ(要するにプレイヤーとしてもうちょっと頑張ってみたいっていう話)」
- 「ひよひよさん)あーなるほど、僕もそれがいいと思います。応援してますよ」
そのやりとりの中で、ひよひよさんが僕に向けてくれた言葉と眼差しは、僕にとって大きな力になりました。本当にありがとうございます。
瞳の奥で「コスゲさん、君ならできるよ」というメッセージを送ってくれているような、そんな気がしました。勘違いだったらすみません。
そしてHiroさん。気づけば卒業式後にやたらと絡むことが多いような気がするのですが…
この件で直接何かを言われたわけではないのですが、最近の僕にとっての「Who」つまり誰に対しておせっかいをしたいのか、その対象はHiroさんじゃないかっていうくらいに、Hiroさんのここ最近の言動は僕の背中を押してくれるものでした、
「いや、そんなに僕のこと立ててくれなくてもいいのにっ!」っていうくらいに、やたらと僕を持ち上げてくれる言葉の数々、悪い気分は当然しなかったです笑
それはさておき、Hiroさんのおかげで、自分が「誰に対して力を注ぎたいのか」を改めて考えるきっかけになったような気がしていて、本当めちゃくちゃ感謝しています。
僕はNぶさんにはなれないけど、僕であることが価値になると気付かされた時間
のぶさん、僕も同じ理事ではありましたが、のぶさんのような存在感は発揮できませんでした。
そもそも理事に立候補した理由の1つとしては、「のぶさんみたいな存在感のある人になりたい!それなら理事になるのがいい!」という、なんともミーハーな理由でした。
途中から?のぶさんが理事になり、理事長になって存在感を発揮し始めたその時から、のぶさんは僕にとってのベンチマークでした。
でも、ある日「(出身校の)美大の学生で幹事をやっていたんだよ」という話を聞いてから、「ああ、僕はこの人にはなれない」ということを悟りました。人にはそれぞれ、生まれ持った才というのも少なからずあるんだろうということを悟ったのです。
でも、悟れてよかったんだと思います。
G’s ACADEMYを前身から知る男が週末DEVコース生としてジーズに入学し直した話で書いた社長とのチーム開発でのエピソードも相まって、
- 「僕だからこそ生きるポジションがある」
- 「自分のできることで貢献しよう」
という気持ちに素直になれた自分がいました。
そのことに「リアルな体験を通じて」気づけたのは、DEV25期で過ごせて得られた、人生における宝物の1つだと思います。
そして、こうやって改めて×3くらいで振り返って、振り返りたびに良かったと思えたり、新しい気づきを掘り起こせるくらい濃密な経験ができたんだなぁと思うと、DEV25期のみんなと一緒の時間を過ごせて本当によかったなぁと改めて感じました。
自信を持って「大好き」と言える人たちがいるのって、本当に素晴らしいし誇らしいことですよね。
最後に、簡単な近況
そんなこんなで、11月、たまっていたさまざまなことを片付けることに集中する!(というかせざるを得ない)なんて思ってまして、案の定その通りになりました。
なので、僕の再スタートは12月1日からです。
一応、頭のアップデートはしたいなって思いまして、最近1日最低1本はピッチの動画を見たり、苦手な本を読んだり、今までと違った習慣を少しずつ取り入れることはしています。
仕事についても色々悩みましたが、ちょうど仕事が次のフェーズに入ることもあったり、総合的に考えると自分にプラスのことが多いし学びも多いから、改めて一生懸命やろう!っていう気持ちに至れました。
一方、副業ではWhyMeに沿った行動を1つ起こしました。
そして、GGAを観戦したり、先日はクラス内で特別に講義をやらせていただいたり、社長とのプロダクトのブラッシュアップや資料整理をさせていただいたり、なんやかんやであっという間に1ヶ月が過ぎた印象です。
色々書きましたが、もし、4ヶ月後に何の準備もできていない自分がいたら、ぜひ全力で笑ってやってください。
正直、G’s生活や卒業制作期間を通じて、人のサポート・アシストをする側の方が僕は明らかに向いてるだろうなと思ったのは正直なところです。(もちろん、社長とのプロダクトであるPitchcartは自分ごととして全力でやってました)
でも、G’s ACADEMY入学時に掲げた目標である
- 9年前に「G’s 0期」で一生懸命頑張っていた自分を越えたい。
- 自分の代表作を生み出したい。
- 今後の人生の軸になるものを見つけたい。
のうち、現役時に叶えた(と一応自分では思っている)1つ目以外の残り2つも、誰から見てもわかる形を示すことで、やり遂げたいと思っています。(特に2つ目かな。3つ目は軸と呼べるものが教育だとは思うので。)
ではのぶさん、また、近々お会いましょう!
今はまだ正直、僕には人を動かせるビジョンはないかもしれないけど、いつか、のぶさんに「未来を語れる」自分がいることを信じて、明日からまた頑張ります。
結果がどうであろうと、ビジョンを語れるような自分がいたら、きっと今見えているセカイとはまた違うものがきっと僕の中で見えているだろうし、G’s ACADEMYを前身から知る男が週末DEVコース生としてジーズに入学し直した話の続編ストーリーを書けるような、そんな気がするのです。
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