いきなりですが、「現実」という言葉の漢字を逆にする・ひっくり返すと「実現」という言葉になりますよね。まさに「現実」をひっくり返すパワーがないと、夢や理想は「実現」しないということが字で表されているなーと思って、ハッとしてしまいました。
色々なものに追われることから
先日、「固定収入の強み」でも書いたように、僕は固定収入を確実に得られるサイト運営の仕事を1つしているのですが、この仕事は僕が一番好きとする「コードをバリバリ書く」といった仕事ではありません。
ですが、収入が0になるというリスクを回避出来る、ということもあって元々始めたもので、確かにそこに助かっている部分もあるので、今も続けている(もちろん学べることもあるんですよ!)という側面もあります。
実はこの仕事、今は遠隔で、つまり会社に行かずにやっている仕事なのですが、4月までは、1日数時間会社に出向いて行っていました。なので、今よりも入ってくる金額は当然多かったわけです。
今が嫌なら、とにかく何かを変えたり・どこかへ行ってみればいい
じゃあ何故、会社に常駐ではなく、固定収入を減らしてまで遠隔業務に切り替えさせてもらったのか?というと、今の状態になった昨年10月の時点で考えていた「自分で作りたいものをバンバン作る」という構想の実現に少しでも近づけるため、というのがありました。
今年に入り2月から仕事がある程度忙しくなった、というありがたい理由ではあるのですが、それによって時間のコントロールがうまくいかず、自分の制作・やりたいことに集中できずにいて、非常にストレスがたまっていました。
もちろんその状態を続けることがよいと思ってもいませんでしたし、受託の仕事にひたすら追われるサイクルが永遠に続くこともありえないし、仮に1年それが続いたとしても、精神的にもたないのでは…?そう考えて、「今の生活サイクルから何かを変えよう」という想いと行動に行き着いたのです。
すぐに効果は出ない・小さな変化を楽しむ心
5月から遠隔契約に切り替えるにあたり、不安に思っていたのはやはり、「固定の収入が減った分、他の仕事で補えるか?」といった収入面のお話でした。結論からいうと、これは今のところ、どうにかなっています。
人生不思議なもので、「何かを手放したときに、それを埋めてくれて、場合によっては埋めて余るほどの新しいもの」に出会えるという経験がよくあるのですが、今回もまさにそれ。遠隔作業に切り替えた分、フットワークは軽くなって、そのフットワークを生かして新しい仕事を得られたりもしています。
どんな変化にしても、いきなりすぐ効果が出ることってなかなかないと思うんです。サイトアクセス数とかもそうですよね。このブログだって、日々のアクセス数などをみながら、「こうしよう」「ああしよう」という改善策は常々考えながら、書いています。
まず大切なのは、結果が出ずとも、それに一喜一憂せずに、「よくしたい」という気持ちを持って、そのために何か小さなことでもいいからアクションを起こす、ことが出来ている自分をまずは褒めてあげるべきなんじゃないかな、と最近は思っています。
それでもつかみたいものがあるなら、それ相応の変化を
僕の場合は「常駐」→「遠隔作業」に切り替えをしたことにより、それ相応の結果が返ってきた、と考えていますが、まだまだ現実に追われて、「自分の制作をバンバンする」という状況に完全にシフトできていないのが正直なところなのです。(ちょっとはシフトできたけど)
たとえば僕の場合なら、「遠隔作業も完全に辞めて、固定の仕事から手を引く」でもいいし、「睡眠時間を今よりも削ってもっと制作に当てる」でもいいし、自分の望む方向に近づくためのやり方は色々あると思います。
人生、そんな形で何かの決断や選択を迫られることは多々あると思うのですが、色々な選択肢も、その時によって「何かベストか」というのは変わってくると思います。
ただ、選択した結果はどうあれ、つかみたいもの(僕の場合は、まずは理想のライフスタイル)があるならば、読んで字のごとく「現実」をひっくり返すことができるパワーをもったアクションを起こせているかどうか?を自分に問いながら、日々動いていこうと改めて思ったのでした。
なんかうまいこと思いついて、ハッとしてそこから五月雨のように出てきた言葉を書いたので、今回はあんまりまとまってない気がしますが、今日はこれでおしまい!(笑)