働き方の変化が叫ばれる近年、フリーランスとして今働いている僕も最近、仕事のしかたについてよく考えさせられます。
人のつながりやご縁で色々な仕事に携わらせて頂いていて、本当にありがたい日々を過ごしています。
しかし、常にフル回転をしているような自転車操業状態になっているのも事実で、自転車操業状態からいかに抜け出すかを必死に考えてもいるのです。
フリーランスの方でも会社員の方でも、仕事のしかたを見直したいという方は多いと思うので、今回は働き方の変化について書いてみたいと思います!
「なんでもやります」はいつか破綻する
働き方を変えてフリーランスになったり独立した方が思わず口にしがちなのが「なんでもやります」という言葉。
何からの形で働き方を変えて自分で仕事を取りに行かないといけない場合、仕事の取り口をこれから切り開くというケースが多いと思うので、仕事の規模が小さく・たとえそれが金額的に割に合わないものでも、思わず「やります!」と手をあげてしまいたくなるもの。
個人的な経験からですが、フリーランスになりたての場合、一部の例外を除いて、納期が短期間だったり、小規模の仕事に携わることが多いというのも、「なんでもやります!」と言いたくなる原因なんだと思います。
しかし、フリーランスや独立したての時であればあるほど、仕事にかかる時間と仕事以外のことで日々の時間がどれだけ削られるのかが見えにくいものもあるので、そういった状況で「なんでもやります」という言葉を連呼してしまうと、やはり待っているのは、仕事の破綻と言えるのではないでしょうか。
「なんでもやります」続けて疲弊する理由
先ほど「なんでもやります」を続けることで仕事の破綻につながるという意見を書きましたが、うまくやれる人は波に乗ることもできるかもしれません。しかし、間違いなく直面するのが「精神的な疲弊」であるでしょう!
特に、Webや動画に携わるなど、クリエイティブの仕事をしている人は、インプットとアウトプットをバランスよくやっていくことに強いこだわりを持つ人が他の世界より多い印象があります。
「なんでもやります」を続けていると、インプットとアウトプットのバランスが崩れて行く・・・そしてストレスがたまる・・・これが疲弊する理由につながっていくものと考えます!
例えば、短納期の仕事を続けていると、報酬が早く入ってくることに旨味を感じて、話がくればどんどん「なんでもやる」方向に加速してしまいがちです。でも、それはストレスの始まりになります。いつか仕事が「さばくもの」という感覚になってしまい。クリエイターとしてのアウトプットやインプットをする時間がなくなり、ストレスがたまる、そんな図式が想像できるというわけなんです!
フリーランスは自由な働き方ができるという点に憧れる方も多いと思いますが、フリーランスになりたての方や、フリーランスを志す方はぜひこの「アウトプットとインプットのバランス」に注意してみてください!
次の働き方を見据える必要性
なんだか偉そうなことを書いていますが、僕自身も上手な働き方ができているとは到底言えません。正直うまくいかなかった仕事もあり、そういった仕事を経験するたびに、自分の力量のなさ・物事のコントロールのできなさを苦やみます。
でも、こういった経験を避けて通るということも難しい話。
働き方の変化に成功できた方は、一度ならず何度も働き方との向き合いにおいて、苦しい思いをした方も多いと思うのです。
なので、僕自身も、苦しい思いなども長い目で見たらいい経験だったと振り返るように、そして一人でも誰かに還元できるように、このブログを始めました!
苦しい思いを経験するのは当たり前。
経験したことをどう消化できるかが、働き方の変化を成功させるポイントなのではないかと思いました。