顧客側に立って改めて気付かされたWebサイトの誤字脱字の修正の重要性・さまざまな立場で考えることの大切さ

顧客側に立って改めて気付かされたWebサイトの誤字脱字の修正の重要性・さまざまな立場で考えることの大切さ

特定のWebサイトを名指しする形で申し訳ないのですが、今日はプリントパックさんのWebサイトを触っていて気づいたことをメモ代わりに書かせていただきます。

私、1年に2-3回ほどプリントパックさんを利用して印刷物を注文することがあります。

正直に言うと、プリントパックさんのWebサイト、本当に使いにくいのです…!
毎回同じセットでデータだけ異なる状態で印刷物を注文するのですが、まずトップページで目に入ってくる情報量の多さ…

正直酔ってしまうレベルだなと思いました。

また、注文をする際の流れが本当にわかりにくいのです。

結論からいうと、先に「どの印刷物をどんな内容でどれだけの枚数分注文するのか」を決定してから、入稿したいデータをアップロードするという流れになっており、その流れを踏襲することで初めて印刷物を注文することができるようになっています。

ですが、その流れがとにかく理解しにくいのです!

とまあ、色々書いてしまったのですが、そんなプリントパックさんのWebサイトを使って注文をするときに、ふと気づいたことがありました。

誤字脱字により感じたWebサイトの「使いにくさ」

先述の通り、プリントパックさんのWebサイト、正直使いにくい以外の感想が出てきません。

そのため、先日も注文をしようとした際に、どこから何をまずすればいいのか全然わからない状態から手探りで注文場所を探すところからのスタートになりました。

私はいつも、「折セットちらし」という商品カテゴリーのものを注文します。

そのことは過去の注文履歴からすぐに思い出すことができたので、「よし!折セットちらしの紹介ページに直接飛べば注文の流れを理解できるだろう」ということで、プリントパックさんのWebサイトのトップページ上で「折セットちらし」で文字検索をかけました。

しかし、該当するものはなし…

プリントパックさんのWebサイトのフッター

プリントパックさんのWebサイトのフッターって上記画像のように一通りのメニュー名が網羅されて表示されているのです。

だから、テキスト検索で商品カテゴリー名がヒットしないはずはないんだと思っていました。

なのにヒットしなかったため、よくよく見てみようとフッターを直接のぞいてみると…

プリントパックフッター

ありました!「折りセットちらし」という文字でメニュー表記がなされていたのです。

それは検索してもヒットしないわけですね…元々使いにくいWebサイトに対して、正直さらにうんざりとした思いを抱いてしまった出来事なのでした。

誤字脱字がもたらずユーザビリティの低下・色々な方法でほしい情報にアクセスしようとする人がいることを忘れてはいけない

そんな出来事を経てふと思ったのです。自分自身も誤字脱字を甘く見ていたのではないかということに。

今回の僕でいえば、欲しい情報にアクセスをしようとした際に、「Webサイト内を文字検索する」という行為を行ったわけです。

Webサイト上でユーザーが欲しい情報に対してアクセスしようとする際、たくさんの方法が存在します。

その人が置かれている状況によって、アクセスするための方法はさまざまです。同じ人であっても、その時々によって方法が変わる可能性は十分にあります。

  • PCかスマホかタブレット化などの「デバイスの違い」
  • Google ChromeやSafari・Edgeなどの「ブラウザの違い」
  • 音声ブラウザの使用やキーボード操作などさまざまな手段によるアクセス
  • Webサイト内の文字検索

ざっと方法を列挙しただけでもこれだけのものがあります。

そうなったときに、作り手の1人として、しっかりと色々なユーザーがいらっしゃることを考えてものづくりをしているのかと、今回の出来事によって自戒したのです。

  • もしメニュー名の部分が画像を使って表示されていたら…?
  • もし誤字が誤字のまま放置されていたら…

今回僕が直面したケースでも、もし画像を使ってメニュー名が表記されていた場合、やはり今回同様に文字検索を使って欲しい情報にアクセスすることは出来なかったと思います。

誤字脱字をとっても、こんなにユーザビリティ・使い勝手が下がってしまうんだなということを身をもって体験しました。

まとめ

ということで、今回は「顧客側に立って改めて気付かされたWebサイトの誤字脱字の修正の重要性・さまざまな立場で考えることの大切さ」というタイトルでブログを書かせていただきました。

誤字脱字を侮ることなかれ、色々な立場に立って物事を考え仕事に取り組むことの大切さを身をもって痛感した出来事でした。

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