大学生が4ヶ月で本気のプログラミングを勉強!ジーズアカデミーブートキャンプ総括

プログラミングをMacで行う人の手

ジーズアカデミーブートキャンプというプロジェクトがあります。昨年4月より開講されたプログラミングの学校「G’s academy」のスピンオフ企画のようなもので、大学3年生が就職活動の一環、あるいは就職活動に役立つようにと、プログラミングを勉強することを目的対象とした講座です。

わたくし、1期ではアシスタント、2期ではメイン講師をさせて頂いておりましたが、昨日、2期の卒業制作発表会も終了し、無事に全日程を終了いたしました。そんな記録を少しばかり…

ジーズアカデミーブートキャンプの簡単な仕組みについて

受講対象と、受講料について

本家ジーズアカデミーでは、受講生さんの大半は社会人の方々です(中には学生さんもいらっしゃいますが)。起業を志す、転職を志望する・・・だいたいこの2つの動機を元にして、入学された方はJavaScriptやPHPなどのプログラミングの学習に励むことになります。

受講料金については、半年で入学金5万円・授業料24万円(税別)、合計29万円(税別)の料金をお支払いする形となります。

それに対して、今回のジーズアカデミーブートキャンプは全員が大学3年生を対象としたものです。大学3年生ですので、一部起業を志す方もいらっしゃいましたが、大概は就職活動に活かすためだったり、就職活動の一環として受講される方がほとんでした。

ちなみに、ジーズアカデミーブートキャンプにおいては、大学生の受講料金は無料です。無料で受講できるなんて、すごい大サービスだなぁと思いつつ、ただより高いものはないという言葉もあるように、モチベーションを自分で維持するのはなかなか難しいだろうなぁと想像する部分もあるのです。なので、アシスタントとして、いかにして大学生たちのモチベーションをあげて、引っ張っていけるか・・・そこに注力してプロジェクトに取り組んでいました。

カリキュラムの内容について

本家ジーズアカデミーでは、JavaScriptとPHPを4ヶ月に渡って学習し、その後2ヶ月で卒業制作として、一つのサービスを作り上げていただく形を取っています。

それに対して、ジーズアカデミーブートキャンプでは、2ヶ月とちょっとでJavaScriptとPHPを学び、1ヶ月とちょっとで卒業制作として1つのプロダクトを作り上げるというカリキュラム構成になっていました。本家ジーズアカデミーの内容を短縮化したようなイメージになります。

ジーズアカデミーブートキャンププロジェクトを終えて多く残った課題

プログラミングの課題に悩む女性のイメージ図

振り返ってみると、反省点として残る部分が多々ありました。

元々実施期間が短いため、カリキュラムとしては通常のジーズアカデミーのカリキュラムの一部を切り取って授業を進めていく形となりましたが、そもそも上述したように、ジーズアカデミーブートキャンプの受講生は通常のジーズアカデミーを受講されている方々とは受講動機・経緯・背景も全く異なるわけです

そのあたりをきちんと分析した上で、ただカリキュラムを短縮化するだけではなく、ジーズアカデミーブートキャンプに適切にカスタマイズされたカリキュラム展開がもっとできたのではないかなぁというのが、今自分なりに思うことです。

ジーズアカデミー自体はプログラミングの学校ではありますが、どちらかというと起業などを支援するようなスタンスをとっているので、開催されるイベントや特別授業も、起業に関連することが多いです。

しかしながら、今回ジーズアカデミーブートキャンプに参加された方々は、大学3年生かつ就転職を目指す方々ばかりだったので、大学3年生のこの時期に開催するということを踏まえても、もう少し色々と展開の仕方を変えて行く等の大胆さが必要だったなといったところです。

個人的には、かけがえのない財産となったジーズアカデミーブートキャンプの経験

ジーズアカデミーブートキャンプ会場の様子

ただ、このジーズアカデミーブートキャンプ、僕にとっては本当にかけがえのない経験となりました。

プログラミングに関しても、より広い領域にモチベーションをもつことが出来るきっかけになったのもありますし、毎週の授業運営について都度都度考えたりするなど、なかなか普通では出来る経験ではありません。

この経験を経たおかげで、ひらめきから今制作しているプロダクトもあります(笑)

次元の低い領域ではありますが、その中でも、ジーズアカデミーブートキャンプの経験を経て、少しは成長できたなぁという実感をもつことができました。

前回のブログでも書きましたが、今、ジーズアカデミーブートキャンプの総括報告書もまとめている最中なので、この経験を更に無駄にせず、ティーチングスキルやビジネス的観点をより養えるように、精度の高い報告書を作っていきたいと思います。

またこのプロジェクトに自分が関われるかは分かりませんが、自分以外の人がやっても今回よりもうまく開催出来るような礎を作るために、その足場を作るという仕事が残っています。僕の仕事はまだ終わっちゃいないんだなと思っています。

そういう気概で色々な仕事に取り組んでいけば、きっと自分に、誰にも真似出来ないスキルや武器が備わっていくんじゃないか…そう信じて、また3月も頑張っていきます。

ただの日記ですが、今日はこんなところです。

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