今回は、Arrown初の「Webライティング」についてブログ記事にさせていただきます!
Arrownも2020年5月末でブログ開設から5年を迎えます。
更新頻度が多くなったり少なくなったり色々ありますが、5年もブログを継続していると、周りにはそれなりに「ブログをやっている人」というイメージがそれなりに定着するようです。
時々「●●で調べ物をしていたらコスゲさんの記事に当たったよー」なんて声をかけられることもちょこちょこあります。
そして、ブログを続けてきた成果として、少しずつWebライティング案件を仕事として頂く機会を得られるようになりました。
今回はまっすぐな想いと好奇心が支えた夢への道のりという記事で取材からライティングまでやらせていただいた時の経験を基にして、Webライティング案件に取り組む上で、取材のポイント・コツについて、ご紹介していきたいと思います!
なお、今回の記事は「取材」も含めて自分自身が担当するという場合を想定した時の内容でブログ記事を書かせていただきます!
また、記事のタイトルに「初心者向け」と書いているのは、今回の記事が、僕のように「専業としてライティングをしているというわけではない方」だったり「これから初めてライティング案件に取り組む」という方を対象にしているからです。
僕が実際に初めてライティング案件をした時に今回のブログ記事を読んだら、「こんな記事読みたかった!」と思わず声をあげられるくらいのものになるよう、頑張ります!w
目次
Webライティング取材のコツ・その1「取材前の事前調査・下調べは徹底的に行う」
Webライティング取材のコツ・ポイント、まず最初のポイントは「取材前の事前調査・下調べは徹底的に行う」ということです。
僕がまっすぐな想いと好奇心が支えた夢への道のりという記事で取材をさせていただいた方は、機械工学を専門とするエンジニアの方でした。
僕も広い意味で同じ「エンジニア」という仕事をさせていただいてはいるのですが、機械工学については詳しくありません。
自分自身が知らない領域の方に対して取材をする時に、ある程度スムーズに話を進めるためには、取材相手自身だったり取材相手の携わる分野に関して、最低限会話ができる程度の内容・知識を頭に詰め込む必要があります。
僕も実際取材にあたっては、取材対象のエンジニアの方の経歴だったり現在のお仕事について必要な情報をたくさん集めて、インプットすることに努めました。
色々なWebサイトをみたり、本を読んだり…様々な形でインプットを試みたのですが、特に効果的だったインプット方法が「Youtubeで取材対象の方に関連した動画をみる」というものでした。
まっすぐな想いと好奇心が支えた夢への道のりという記事での取材の場合、取材相手の方の経歴の中に「ソーラーカーの世界大会への出場経験」というものがありました。
その経歴をみた僕は、実際に取材相手の方が出場されたソーラー大会に関連した動画を探してみたのです・・・すると、Youtubeにあったんです!大会のドキュメンタリー映像みたいなものが!
実際に取材させていただいた方からも、上述した「ソーラーカーの世界大会」での経験がその後の人生の原点になっているというお話を取材時に伺うことができたのですが、
実際にドキュメンタリー映像をみてみると、自分なりに「これは貴重な人生経験になるなぁ・・・」と思わされた感覚を、今でもはっきり覚えています。
もしこの動画を見ずに取材にのぞんでいたら、もしかしたら取材自体がうまくいかなかったかもしれないと思わせられるくらい、取材に臨むにあたっては良い参考資料となった動画でした。
動画の訴求力って大きなものがあるんですね。
以上のような形で事前準備・下調べをしっかりしたおかげで、途中で話に詰まるようなこともなく、取材を進めることができました!
Webライティング取材のコツ・その2「取材時の話の流れをシミュレーションして大まかな台本を用意する」
さて、Webライティング取材のコツ・ポイント、2つ目のポイントです。
2つ目のポイントは「取材時の話の流れをシミュレーションして台本を用意する」です。
取材には、当然ですが「取材の目的」が存在します。
「こういったことを聞き出してほしい、それを最終的に伝えられる文章を書いてほしい」という依頼主の要望があってこそ、Webライティング案件が成り立っているわけです。
だからこそ、取材の目的を意識して、自然な流れで取材の目的につながる内容を聞き出すことができるようにする必要があります。
僕は上記のことを実現するために、取材日当日に至るまでに何度も取材の流れをシミュレーションしながら大まかな台本を用意した上で、取材にのぞみました。
だいぶぼかしを入れてはいますが、上記は実際に私が作った台本です。
取材の原案を組み、話の流れが不自然にならないことを意識して台本を作成しました。
そもそもなぜ「話の流れが不自然にならないこと」を意識したかというと、やはり自然な流れの方が、取材相手にとって、取材の中で交わす会話が少しでも「楽しい」と感じてもらえるのではないかと思ったからです。
では、何をもって「話の流れが不自然にならない」と決めたのか?
その判断基準はすごくシンプルで、「話題があっちこっちに飛ばないようにした」というものです。
僕の場合は、「今何してる?」というお話からから取材をスタートし、その後に「過去の経歴の流れに沿って時系列順に起こった出来事をベースに取材の話を進めていき、その中で人生に大きく影響を与えた出来事などを深堀っていく」という方法を基に、自然な話の流れになることを意識して、台本作りに取り組みました。
仮に100%台本で想定した取材の流れ通りにならなくとも、台本を作ったことである程度取材の流れや内容は頭に叩き込まれます。
なので、多少想定していた取材の流れからズレたとしても、すぐ起動修正できたしますし。、ズレたまま話が進んでいたとしても、台本を作っておくことで、「どこかで聞きたい内容をちゃんと拾うことができれば大丈夫!」という気持ちの余裕が生まれ、変な焦りを感じることもなくなります。
実際、人と人の会話なんて想定通りの流れにならないことも多いので、臨機応変に取材に応じることができるようにし、想定外のことがあっても動揺しないようにするためには、台本作りが重要であるということを身をもって学びました。
台本作り、簡単にでも良いので、やってみることをおすすめします!
Webライティング取材のコツ・その3「取材時の話は録音対応で!直接ノートにメモなどは取らない」
Webライティング取材のコツ・ポイント、3つ目について紹介します。それは「取材時の話は録音対応で!直接ノートにメモなどは取らない」ということです。
実際に取材がスタートした時、取材のやりとりを何かしらの形で記録しておかないと、取材の内容を全て後から記憶を頼りに思い出すということは困難です。
かといって、取材をしながらノートに逐一取材内容のメモをとるというのも、実際に取材をしてみるとわかるのですが、かなり難しいです。
予定していた取材の時間が急に短くなったりすることもありますし、予定通りの時間だったとしても、段取りをうまくとらないと時間の余裕がなくなったりしてします。
(メモに時間を取られて、話が聞けないとなると本末転倒ですよね)
だからこそ、取材時の話の記録は、レコーダーなどを使って録音対応を行うようにし、実際の取材対応では、なるべく「良い話を引き出すことに集中」することが大事だと思います!
僕は、iPhoneのボイスメモアプリを使って、取材内容の録音をするようにしています。これくらいであれば、スマホアプリで録音のクオリティを担保することは十分可能です。
もちろん、専用の音声レコーダーを使ってもOKです!
取材前には、事前に音声録音をすることを取材者にも伝えつつ、事前に録音テストをしておきましょう!
さすがに録音テストをしておかないと、「思ったより録音した音が小さくて、後から聞き取りずらかった」ということになりかねませんからね・・・
取材の話をiPhoneやレコーダーなどで録音する時の注意点
取材の話を録音する時の注意点として、「取材環境がどんな場所になるかを事前に確認しておく」ということが挙げられます。
簡単にいうと、取材する場所が「想定外の雑音、外部からの騒音」が入るような環境の場合、雑音や騒音まで録音されてしまいます。
すると、後から音声確認をする時に雑音や騒音が原因で取材相手の話が聞こえづらくなってしまったり、音声データを文字起こしする際に雑音や騒音が邪魔になって、文字起こしがしづらい状態になってしまいます。
そういったことにならないためにも、取材環境に関する情報も事前にしっかり確認しておきましょう!
取材環境によっては、「音声を拾いやすくするためのマイク機器」を一緒に用意していく必要もあるかもしれません。
Webライティング取材のコツ・その4「取材時のノートは、取材の目的、話の流れをあらかじめ書いておくものとして使用する」
Webライテイィング取材のコツ・ポイント、4つ目について紹介します。それは「取材時のノートは、取材の目的、話の流れをあらかじめ書いておくものとして使用する」ということです。
実際に取材を進めていくと、どうしても想定外のことが起こったり、話が脱線したりして、思い通りに取材が進められないことに対して緊張が走ったりしてしまうものです。
もしかすると、緊張が積み重なって、事前に準備したりインプットした内容や知識が頭の中から飛ぶこともあるかもしれません。
そういったことが起きたとしても、「取材の目的や流れ」がメモされたノートをすぐに見返すことで、大切なことをパッと思い出すことができます。
そうすれば、冷静な状態で取材にのぞみ続けることができるようになるわけなんですね!
そういった状態を仕組みとして作成しておくためにも、ノートにはあらかじめ取材の目的や話の流れをメモしておくと良いです!
また、ノートには「取材の中で聞きたいことリスト」をメモしておくのも良いです!
そうすると、話を進める中で「聞けたこと」にチェックを入れたりして、何が聞けて何がまだ聞けていないのかを確認する仕組みを作ることもできるので、こちらもおすすめです!
Webライティング取材のコツ・その5「取材の文字起こしアプリを積極的に使う」
Webライティング取材のコツ、5つ目を紹介します!それは「取材の文字起こしアプリを積極的に使う」というものです。
取材では、取材後日に話を録音したデータを聞き返して文字・文章に起こすという作業が発生します。
そういった文字起こし作業を全て1から10まで音声データをしっかり聞いてメモしたり文字に起こしたりしていく作業には膨大な時間がかかります。
文字起こし作業で必要以上に時間を割いてしまう状況を避けるために、Webライティングの取材における録音データの文字起こしには、ITの力を活用するようにしましょう!
文字起こし用のアプリは有料から無料まで多々あるのでどれを使えば良いのか非常に悩んだのですが、僕は色々試した結果「writer.app 」を使用しました。(有料)
writer.appは文字を起こした分量に応じてお金がかかるというものなのですが、なぜwriter.appが良かったかというと、文字起こしの精度がよかったから、というのが理由としてあげられます。
もちろんこれは僕個人の意見・感じ方ですので、この記事を読んでくださっている方は、ぜひ色々な文字起こしツールやアプリを試して、自分にあったものを選んでみてください。
いずれにしても、アナログに文字起こし作業をするのはやめて、文字起こしアプリ・ツールを積極的に使用しましょう〜!
まとめ・Webライティングは取材が命
ということで、今回は「Webライティングは取材が命!案件を受注した時に注意する取材のポイントやコツを実体験に基づいて紹介」というタイトルに基づき、Webライティングの取材のコツを、自分なりにご紹介させていただきました!
なぜ今回「取材」に絞ってブログ記事を書いたかというと、実際にWebライティングをやっていく中で「Webライティングにおいては取材の重要性がかなり高い」と感じたことや、
「取材がうまく行けば自然と良い文章作成に繋がる」ということを身をもって経験したからなのです。
もちろん文章を書く中では、最低限の誤字脱字を無くしたり、表現のスキルだったり、そういったものも必要にはなってきます。
しかしながら、そういったものも「良い取材」があって「良い話」が聞けてナンボなわけです。
また次のWebライティング取材では、良い取材ができるようしっかりと事前準備をしていこうと思います!
Webライティングのお仕事も、お待ちしております!
お問い合わせから、ぜひご相談ください〜!