ふるさとテレワークへの疑問・地方自身で仕事を作っていく必要性

昨年から、日本国内の色々な地域に足を運ぶ機会が多くなりました。
先日の新婚旅行のようにバケーションや遊びに行くという目的で行くということもあれば、ありがたいことに、福井県での講師業のように、仕事として足を運ぶこともあります。

いろいろな地方に足を運んで、述べ20弱のゲストハウスに宿泊したのですが、ちょこちょこ聞いたのが「Webサイトを自分で作りたい」という需要。

https://arrown-blog.com/amami-guesthouse-ufuta/

昨年末に奄美大島に足を運んだ時に宿泊したゲストハウスうふたさんでも、「ゲストハウスのWebサイトを作り直したいけど、奄美大島にあるWeb制作会社に見積もりをお願いしたら、何十万という金額を提示されて、とても制作をお願いできる状況ではなかった」というお話を聞いたこともありました。

奄美大島だけでなく、結構いろいろな場所で「Webなどのクリエイティブを自分たちで手がけたい・制作したい」という声をたくさん聞いたのは、僕にとって本当に貴重な経験です。

ふるさとテレワークを地方自治体が奨励していることに関して

http://www.telework-management.co.jp/telework/furusato_telework/

昨年鳥取県に行った時に直接生の声を聞いたのですが、今地方自治体では地方創生実現の一つの施策として、「ふるさとテレワーク」の推進に動いている、そんなところが結構あるそうです。

実際に僕が足を運んだ地域でも、積極的にふるさとテレワークの推進・奨励のための活動を行っている、というお話をたくさん聞き、実際にその活動自体も、少しではありますが、現場で垣間見ることができました。

ふるさとテレワークの基本的な考えとしては、「地方にいながら都市部の仕事をする」ということ。
ふるさとテレワーク奨励に動いている方々から端々に出たのは、「東京の仕事を地方で行う」ということでした。https://paraft.jp/r000016001303

しかし、本当にふるさとテレワークが地方創生の施策として有効になるのでしょうか。
個人的には、大いに疑問があります。

時間の流れ方がまるで違う都市部と地方

疑問に思う大きな理由としては「時間の流れ方がまるで違う」ということです。
東京の仕事の仕方・時間の使い方を、そのまま地方に住んでいる人が行えるのかというと、どうしてもそうは思えないのです。

特にIT・クリエイティブ関連の仕事など、テレワークと親和性の高い業種であれば、なおさら強く思うところです。

東京の仕事は「東京のペース」で進められることが大半。
僕も仕事ができない人間なので、ついていくのに精一杯だったりしますし、これまで何度も仕事に置ける失敗をしたことはありました。

だからこそ、いろいろな地方に回ってみて、時間の流れの違いがそこにはあるのに、東京の仕事を地方に住んでいる方がすんなりと行えるのかというと、大いに疑問があるのです。

潜在的に潜む「自分でクリエイティブを手がけたい」という思い

さらには、冒頭にも書いたように、地方で何か生業を立てている方も、結構「自分の手でクリエイティブを手がけたい」という方は非常に多いのです。僕がちょっと聞いたり見た範囲ですら結構聞いた声なので、全国を回ってみたら、きっとたくさん同じことを思う方々が潜在的にいらっしゃるのではないか、そう思うのです。

本当の地方創生は、東京の仕事を地方に持ってきて行うのではなく、地方自身が東京など都市部に頼ることなく、補助金などに頼ることなく、自身で仕事を作っていく、そんなところにあるのではないかと思うのです。

自分も地方創生にはとっても興味があるのですが、そんな観点から、地方創生に貢献できる活動をしていけたらな、と思うところです。
なんだか珍しくコラムっぽくなりました。