6月第1週はWebサイトを閲覧・制作する上での基本知識周りの内容をブログ記事にする1週間になっています。
今日は「ファイル」「フォルダ」というWeb制作をするなら絶対に抑えておきたい2つの特徴と違いについて触れてみたいと思います!
目次
ファイルとは一定の形式を持ったデータのこと
まず、ファイルについてです。ファイルとは「一定の形式をもったデータ」のことを指しています。
どのファイルがどんな種類のものなのかは、「拡張子」と呼ばれるもので表現されます。例えば、
- .xls・・・エクセルで使用されるファイル(データ)
- .psd・・・Photoshopで使用。取り扱うことができるファイル(データ)
のことを指しています。
先日書いたpng・jpg・gif・svgにWebpなどの最新の形式まで!今やWebサイトになくてはならない画像の形式について基本を抑えるという記事でも紹介した「.jpg」「.png」も、「拡張子」と呼ばれるものです。
これらの拡張子がついているものが、それぞれjpg画像・png画像という種類のファイルであると表現することができるわけですね!
フォルダは、複数のファイルをまとめて保存・整理するもの
フォルダとは、基本的に「複数のファイルを何かしらの理由や目的でひとまとめにして保存・整理するもの」です。
例えば、Web制作をする際、画像ファイルを「images」というフォルダにまとめたり、cssを「css」というフォルダにまとめたりします。
このようなフォルダを作成する理由としては、
- 実際に各ファイルを使用する際に、フォルダを勝翔してきちんとデータ整理をした方が、どこに何があるか把握しやすく、ファイルも使用しやすくなる。
- 後から見返した時に単純にデータが整理されていた方が、ファイルやデータを探す手間が省ける。
といったものがあります。
Macの最上位の階層においても上記画像に示したように、様々なフォルダが並べられているのがわかるかと思います。
このフォルダたちもそれぞれ「これは何の種類のファイル(データ)がまとめられたフォルダ」という風に、データの種類ごとにフォルダが作られて、ファイルが整理されているわけなんですね!
そう考えると、PCは「フォルダとファイルの集まり」と考えても良いのかもしれません!
数日前のブログで書いたWebサイトを見る時に起きていること・Webサーバとブラウザの役割について知るという記事で登場したサーバにも関連しますが、Webサイトのデータをサーバにあげて世界中の人にWebサイトの内容をみてもらうようにする時も、ファイルとフォルダが大きく関わってきます。
というのも、Webサイトのデータをアップする「サーバ」も結局のところはフォルダとファイルの集まりで出来ている側面があるからです!いわば、人のPCの中身をいじるようなイメージですね。
「サーバ」と聞くと、なんだか実態がよくわからないものと考えて触るのが怖くなったり、「そもそもサーバってなんなんだろう?」と思って頭が混乱したりしますよね??
でも大袈裟な話、「サーバにWebサイトのデータをあげるときは人のPC・あるいは借りたPCの中身をいじることになる」と考えると、自分のPCの中で作業していることの延長線上と考えることができるので、イメージもつきやすいかもしれないですね!
Web制作においてフォルダやファイルの名前をつける時に注意しておきたいこと
フォルダやファイルを新しく作る時に悩むのが、名前のつけかたです。
ここでは、Web制作においてフォルダやファイルに名前をつけておく時に注意しておいた方が良いことをまとめてみました!
フォルダ名やファイル名に日本語や全角文字を含めない
まずは、フォルダ名やファイル名に日本語や全角文字を含めないということです。
代表的な理由として、日本語や全角文字をファイル名やフォルダ名に使用すると、Webサイトが文字化けしてしまった時にも知っておけば安心!utf-8などの文字コードについてでも出てきた「文字化け」が起きてしまい、場合によっては正しくデータが表示されない可能性が出てきてしまうからです。
そういった事態にならないようにするためにも「半角英数字」でファイル名を表現するようにしましょう!
記号を用いる場合は「-(ハイフン)」や「_(アンダーバー)」などを用いると良いでしょう!
ファイル名やフォルダ名の先頭や末尾に「.(ドット)」を使用しないようにする
もう1つ、ファイル名やフォルダ名の先頭や末尾に「.(ドット)」を使用しないようにするようにもしましょう!
ファイル名やフォルダ名の先頭や末尾に「.(ドット)」が使用されるファイルは、環境によって特別の意味を持つファイルとして使われています。
そういったものと重複してしまったり、誤作動したりする恐れもあることから、ファイル名やフォルダ名の先頭や末尾に「.(ドット)」を使用しないようにしましょう!
ファイルやフォルダの中身が推測できるような名前をつける
最後、当たり前といえば当たり前ですが、ファイル名やフォルダ名には、そのファイルの中身が推測できるような名前をつけましょう!
特に画像の名前は、Googleも「画像の意味を理解する手段の1つとして、画像名を参考にしている」と公式に発表しています!
画像名も侮ることなかれですね・・・
また、用いる単語が長い場合は「-(ハイフン)」や「_(アンダーバー)」などを活用しましょう!
例えば「footerlogo」なら、「footer-logo」のようにする、ということですね!
まとめ
ということで、今回は「フォルダとファイル・Web制作をするなら絶対に抑えておきたい2つの特徴と違いについて」という内容でブログ記事を書かせていただきました!
明日は「zipファイル」についてブログを書いてみたいと思います!