個人的にですが、2020年6月は目標と計画をしっかりと立てて、毎日ブログ更新に挑戦してみたいと思います!
テーマはランダムになるのですが、どうぞよろしくお願いいたします!
さてこれまでArrownではHTMLやCSS、JavaScriptの記事を書いてきましたが、意外とインターネットの基本だったり、Webサイトを閲覧する仕組みの基本について振り返ることがありませんでした。
今回はインターネット上でWebサイトを見るということに関する基本について、記事にしてみたいと思います!
今回の記事のキーワードとしては、「インターネット・IPアドレス・ドメイン」あたりが中心になると思います!
目次
インターネットとは??
まず、そもそもインターネットとはいったいどういうものなのでしょうか??
簡単にいうとインターネットとは、「コンピューターやスマートフォン同士を繋げて、情報のやりとりをするための仕組みのこと」を指しています。
現在、世界中では色々な場所にPCなどのコンピューターがあったり、色々な人がスマートフォンを所有したりしています。
それらを使って様々なWebサイトを閲覧したり、Twitterに書かれた内容を閲覧したり、メール・LINE・Messengerなどを使って連絡のやりとりをしあったり・・・
離れたコンピューターやスマートフォン同士で情報のやりとりができるのは、インターネットがあるからなんですね。
インターネットにおけるWebサイトとは
では、インターネットにおいてWebサイトとはどういったものなのでしょうか。
インターネットでできることには、メールの送受信・様々なファイル(データ)を送受信しあうなど色々あります。
Webサイトは、インターネット上の特定の場所において、何かしらの情報を掲載しているもの・仕組みのことを指しています。
Webサイトを制作する人は「どんな情報を掲載するか」を最終的にHTMLと呼ばれる形式のファイルに書き込みして、伝えたい内容を表現します。
そして、インターネット上で情報を表示する場所(住所)を確保し、その場所に伝えたい内容が書かれたファイルを置いておきます。
こうすることで、世界上色々な人にWebサイトを見てもらえるようになるのです。
私たち人間は、Webサイトの住所さえわかれば、インターネットを使って様々なWebサイトの情報を確認・閲覧することができるようになるのです。
IPアドレスって??Webサイトのデータやファイルが置かれた場所を示す大切な情報
前の章で「Webサイトの住所さえわかれば、インターネットを使って私たちは様々なWebサイトの情報を確認・閲覧することができる」と書かせていただきました。
では、Webサイトの住所・場所はどうやって表現されているのでしょうか??
Webサイトの住所・場所を表現する上で大切になってくるのが「IPアドレス」と呼ばれるものになります。
IPアドレスは「192.168.0.1」だったり「0:0:0:0:0:0:0:0」と呼ばれる数字の羅列で表わされるようになっており、インターネット上に繋がっている様々なコンピューター・端末の「場所」を示す時に使用されます。
PC1台、スマホ1台にそれぞれIPアドレスが1つ割り振られると考えるとわかりやすいのではないかと思います!
従来は「192.168.0.1」のような「IPv4」という形式が使用されていました。
しかしながら、この形式の組み合わせの場合、数字の組み合わせパターンが約43億個となり、アドレスの数が足りなくなるという問題が出てきています。
そのため、少しずつ「0:0:0:0:0:0:0:0」のような「IPv6」と呼ばれる形式でのIPアドレスに切り替えられるようになっていくようです。
ドメインとは??Webサイトの住所を特徴的に表現し、覚えてもらいやすくするために大切な情報
IPアドレスがわかればWebサイトの住所・場所を特定できるようになるため、Webサイトの内容を確認・閲覧することができるということを紹介させていただきました。
しかしながら、「192.168.0.1」といったような数字のみの組み合わせだと、どうしても誰かにWebサイトの場所を覚えて欲しい時に、記憶に残りづらいですよね・・・
そういった問題を解決し、「IPアドレスを人に覚えてもらいやすい表現に変換したもの」がドメインと呼ばれるものになります。
例えば、このブログ「Arrown」でいうと、https://arrown-blog.com がドメインになるわけですね。
ドメインには大きく分けて2種類のものがあります。
独自ドメイン
他の人に先に取られてさえいなければ、完全に自分のオリジナルの住所の名前をつけることが出来るのが、独自ドメインです。
このブログ Arrownのドメインであるhttps://arrown-blog.comも、独自ドメインに該当します。
独自ドメインは、「お名前.com」「ムームードメイン」など、様々なドメイン提供会社・サービスを経由して購入することができます。
ドメインの種類やドメインを取得するタイミングにもよりますが、年間1,000 円程度が平均だと思ってよいでしょう。
高いものだと、年間数万円だったり、数十万円するものもあるようです。
独自ドメインの利点としては、「Webサイトの情報をおいている場所の環境が変わったとしても、名前が変わらないので、人に覚えてもらいやすい&環境変更の際に無駄に手続きを増やす必要がない」というものがあります。
共有型ドメイン
どこかのサービス会社からサーバというものを借りた時だったり、何かのサービスを利用する時に一緒についてくるドメインのことです。
自分でインターネット上にWebサイトを使って何かの情報を表現したい・伝えたいというときには、Webサイトのデータを置くための「サーバ」と呼ばれるものが必要になります。
例えば、この「サーバ」を簡単に使えるようにしてくれるためのサービスを提供している会社にお金を払ってサーバを借りたとします。
(さくらインターネットさんなどが代表例ですね)
サーバ上にWebサイトの情報を置いたとしても、その情報を見てもらうための住所がわかりずらい数字の羅列形式のままだと、なかなか見てもらう機会もないかもしれません。
そのために「ドメイン」が必要になるわけですが、自分でドメインを作成して設定するには労力が必要です。
なので、「ドメインの一部にうちのサービス名の名前を含めさせていただいているけど、それでよければドメインも一緒に使えるようにしますよー」という感じでサーバやサービスの提供会社から提供されるものが共有型ドメインになります。
さくらインターネットさんのレンタルサーバを利用した場合だと、●●.sakura.ne.jpといったように、ドメインの中に必ず「sakura」が含まれるようになります!
共有型ドメインについては、サービス会社に所有権が元々あるので、サービス名をドメインに含めることできっと宣伝なども兼ねることができるのだと思います。笑
ドメインとIPアドレスの関係・知っておきたい「DNSサーバ」について
ここまで、IPアドレスとドメインについて紹介をさせていただきました。
では、私たち人間がGoogle ChromeなどのWebブラウザを使って様々なWebサイトを見ているとき、そのWebサイトの場所を示すアドレスには「IPアドレス」と「ドメイン」とどちらの表現形式が使用されているでしょうか??
おそらく、多くの方が「ドメイン」と答えると思います。
このブログ記事をご覧いただいている方も、このブログ記事の場所を示すアドレス部分には「https://arrown-blog.com」という文字が含まれているのではないかと思います。
しかし、実際Webサイトの場所はIPアドレス単位で表現されるともお話させていただきました。
ドメインとIPアドレスの関係はいったいどのようなものになっているのでしょうか??
実はインターネット上でWebサイトを閲覧するときに、ドメインと IPアドレスを紐づけてくれる大切な存在があります。
それが「DNSサーバ」と呼ばれるものになります。
- 人間はドメイン(URL)形式でWebサイトの場所を認識している
- インターネット上ではWebサイトの場所はIPアドレス単位で割り振られる
これら2つのことを踏まえて、ドメインをIPアドレスに紐付け・変換してくれるのがDNSサーバの役割になるわけなんですね!
まとめ
ということで、「インターネットとWebサイトの関係!IPアドレス・ドメイン…Web制作における基本について知る」というタイトルで、Webサイトを閲覧する上で基本となる部分を見ていきました!
次回は、「サーバとブラウザ」について、触れてみたいと思います!