僕は現在、G’s ACADEMY TOKYO週末DEVコース25期に通っています。
G’s ACADEMYさんとの関わりは、ジーズアカデミーの前身時代からジーズを知る男の話以前にもブログに書かせていただいているので、もし気になった方は是非ご覧いただければと思います!
(ちなみに、何を隠そうチーズアカデミーを作ったのは他でもない僕です。笑)
そんなG’s ACADEMY TOKYO週末DEVコースに僕がなぜ通うことにしたのか?その点は別の機会にブログにさせていただくとして…
今回は、G’s ACADEMY DEVコースで先週末に行われた「事業企画講座」という授業を経た上で、1週間悩み考え探した「自分を動かす原動力とは何か?」について書いてみたいと思います。
今回のブログ記事は、今後の卒業制作に向けた備えとして、今の心境を記録に残しておきたいと思い書き綴るところがあります。
いわば自分への備忘録的要素が強く、自分語りが多くなるかもしれませんが、ご容赦ください。
目次
自分の心を突き動かし行動に至らせた4つの経験
自分の人生を振り返った時に、自分の心を突き動かし行動に至らせた経験として、代表的なものが4つ挙げられます。
まずは、それらの経験を順に並べてみたいと思います。
1、作詞作曲が自分でできるようになった経験
僕は中学3年生の頃にギター(バンド)を始めました、その後も1つの趣味として細々とギターを続けていました。
そんな中、大学生の時に運良く「自分で作詞作曲する」ということができるようになりました。
僕は、小さい頃は物静かな人間で「自分のことを話す」「物コトを伝える」ことが苦手でした。
そんな僕にとって、「自分の言葉」で音楽という形で自分の気持ちを表現できることは、この上ない快感と喜びでした!
ここから…なのですが、簡単にいうと、作詞作曲を通じて音楽にハマった僕は、周りが大学3年生になり就職活動を始める中、就職活動を放棄し、音楽に没頭しました。
元々仲の悪かった父親との言い争いも日に日に加速し、その結果、大学卒業後に「音楽をやりたい」という理由で、家出をしました。
この時の自分のやり方は明らかに良くなかったし、世間知らずでもっと広い視点で物事を見るべきだったなと今振り返っても思うのですが、そこまでの行動に至ったこと自体、小さい頃の物静かな自分からすると、なかなか想像できないことでした。
2、プログラミングで自分の想像以上のモノを作ることができた経験
2つ目は、自分でプログラミングで自分の想像以上のものを作ることができるようになった経験です。
これは先ほども掲載したジーズアカデミーの前身時代からジーズを知る男の話というブログ記事での経験に基づいています。
詳細については以前書いた記事にお任せしますが、当時の僕は、HTML&CSSは勉強してたけどコードをまともに書けた試しがなく、プログラミング力を表すなら「jQueryのプラグインでスライドショーが作れる」程度でした。
そんな状況から1週間でのじゃんけんアプリ作成に取り組んだ僕。
「とにかく周りを驚かせるものを作りたい!」ただただその一心で「こういうじゃんけんアプリを作ろう」という構想をしっかりと練った上で、無我夢中でじゃんけんアプリの作成に取り組みました。
結果、1週間で自分の思っていた以上のじゃんけんアプリを作成!周りを驚かせることもでき、作戦はまんまと成功しました。
プログラミングを通じて、自分の思いや構想をしっかりと形にできたことは、最高の経験でした。
腕は全然ですが、2023年5月現在、本業としてプログラミングを使った仕事をさせていただいていることは、本当に幸せなことだと思います。
3、ヨーロッパ旅行で「まだ見ぬ自分に出会えた」経験
3つ目は2019年にヨーロッパ旅行で「まだ見ぬ自分に出会えた」経験です。
(その時の体験記は、以前ブログに書いた英語素人が海外に1週間滞在して感じた、英会話上達のためのハードルとポイント。環境1つで人は変われる。という記事にお任せします)
2019年の5月、僕は奥さんと2人でドイツ→フィンランドとヨーロッパ旅行に行きました。
旅行にあたっては、大した下調べもせずにいました。誰も自分のことを知らない環境の中、何もしなければ旅は全く楽しめない…そんな状況下でした。
ドイツに到着してからの僕は、つたない英語を使ってタクシーの運転手に積極的に話しかけたり、道行く人に声をかけてオススメのご飯やさんを聞いたりして、自分の力で切り開いて旅を楽しくしようと必死でした。(ベルリンは割と英語が通じる環境でした)
そんな行動と自分の姿は、日本にいるときの自分では絶対に想像し得ないようなものでした。
さらに、つたない英語力でも自分の伝えたいことが現地の方に通じた時の感動は、何にも変え難いものがありました。
「この経験をもっとおかわりしたい!」そんな思いが、語学学習を始めるきっかけになったのです。
僕の語学学習記録は最近のブログ記事にもいくつか記させていただいていますが、今の僕は「英語に関わる仕事(間接的ですが)」にも関わらせて頂く機会を得ることができました。
自分の感じた喜びから生まれた行動が1つの仕事に繋がるなんて、本当にこの上ない幸せだと思うのです。
4、心病んだ僕がカウンセリング・コーチングを通じて気持ちの整理ができた経験
4つ目は、2021年のこと。先述したように父親と仲の悪かった僕ですが、ある日、電話越しに喧嘩をすることがありました。(ちなみに父親は既に他界しています)
その喧嘩の後、僕は心に大きなダメージを負ったのか、数日間寝込んでしまう状況に至りました。
本当に食事が喉を通らず、5kgくらい痩せてしまった僕。
そんな僕が精神的に立ち直り、今後に向けて頑張ろうと思えるようになったのは、カウンセリング・コーチングがきっかけでした。
まず僕は、心の状態を立ち直らせるために、うららか相談室というサービスを経由して、臨床心理士さんとお話しをするというコトをしました。
臨床心理士さんのお話を通じて、自分のありのままの気持ちや考えが認めてもらえることで、僕の心は心底癒され、精神的に立ち直るきっかけを得ることができました。
その後、自分のことはもちろん、(若い頃なんだかんだ迷惑もかけたし)両親の関係がめちゃくちゃになっていることを改善したいと考えていた僕は、当時お世話になっていた中国語学校台湾talkの社長さんに相談、コーチングを受けることにしました。
コーチングを受けた期間は3ヶ月くらいだったかと思います。コーチングセッションの中で、自分の気持ちが整理されていくことに僕は感動を覚えました。
「あれだけぐちゃぐちゃして具現化できなかった感情や想いって、こんなにも整理できるものなんだ…!」と。
そして2年の時を経て、僕自身もコーチングを学び始めました。
4つの経験から見えた共通軸。「自己表現」に対するこの上ない喜び
先ほど掲載した4つの経験以外にも、似たような経験をしたことは多々あると思います。
例えば、このブログ「Arrown」も、2023年5月で開設から丸8年を迎えます。
書いた記事のジャンルは多岐に渡りますが、8年もブログを続けられているのって、自分で言うのもなんですが、すごいことだと思うんですよね。
なぜ8年も続けられたかといえば、時々訪れる「会心の一撃の記事」がアウトプットできる瞬間にあると思うのです。
最近でいえばグループ英語コーチング学習Gariben。連続受講した経験から、その良さを語ってみるの記事。
会心の記事が書けると、記事を書き終えた瞬間
- これは自分の気持ちをしっかりと書けた!
- 良いクオリティで記事を書けた!
というのがすぐわかります。
その時の気持ちは、一言でいえば「快感そのもの」なのです。
そんな経験に通じる共通軸ってなんだろう…?
1週間必死に考えて見えてきた共通軸は「自己表現ができた時のこの上ない喜び」でした。
先ほど挙げたどの経験も「自己表現ができた時のこの上ない喜び」が根底にあり、それが何かしらの行動に繋がっていることに気づいたのです。 (整理できたからこそ、先ほどの内容がすらっと書けたわけですね)
また、お仕事やプライベートにまつわる自分の人間関係を振り返ってみた時に、「1つのことに人生を捧げて仕事をしている人」に対して、異常なほど尊敬の眼差しを向けていることに気づきました。
(ここはうまく表現できていない感じもあるのですが… )
例えば、僕はとある抹茶ブランドのWeb周りの改修を時々お願いされることがあるのですが、そのブランドの代表の方も「抹茶が好きすぎて起業した」という経緯の持ち主なのです。
自分の人生を何か1つのものに捧げる覚悟を持って仕事に取り組む、そんな「1つのもの」を見つけることができている人に対して、僕は異常なほどに尊敬の眼差しを向けていることが多いのです。
これもある種「自己表現ができることに対する喜び」に基づいているのではないかと思いました。
なぜ、自己表現ができることに対して喜びを感じるのか?
では、自己表現ができることに対して自分はなぜこの上ない喜びを感じるのか?この点についても真剣に考えてみました。
見えてきたのは、やはり幼少期からの育てられ方にありました。
僕は、小さい頃はもやしのように痩せ細った体で、気も弱く、とにかく人に物事を伝えられない人間でした。
そして「親の言うことが絶対である」という価値観の中で育ちました。 (特に父親との関係性の中で)
僕はいわば、自分の気持ちを伝えることを抑圧されているような、そんな感覚の中で幼少期を過ごしたと言えます。
そんな幼少期の過ごし方の反動が、「自己表現ができることに対するこの上ない喜び」に繋がっていると考えたのです。
自分が卒業制作を通じて何を伝えたいのか?決める上で支えになった「おせっかい」という言葉
これまで書いたように、散々悩んだ上で、自分を動かす原動力は見えてきました。
その内容は自分でもしっくりきているので、この点は多少のブラッシュアップはあるにせよ、そうそう変わらないのではないかと思います。
とはいえ、「自分の感じる卒業制作を軸に卒業制作の内容を決めていいのか?」そんな疑念が頭をよぎったのも事実です。
そんな時に「それでいいんだ!」という気持ちに至る支えになったのが、事業企画講座の授業内容でした。
学校の授業内容なので事細かく書くことはできませんが、授業の中で、「エゴに立脚しよう。社会に対するおせっかいが企画になる」という趣旨の内容のお話しがありました。
「自分が感じている喜びを人に伝えたところで、伝えた相手は喜んでもらえるのか?」
人間も十人十色なので、喜ぶ人もいれば、何も感じない人もいるかもしれません。
それでも僕は、この1週間真剣に悩んだからこそ、強い信念を持って「自分の内面をしっかり表現できることは素晴らしい喜びである」と言えることができます。
その喜びが人を行動に突き動かす原動力になると、強く信じています。
今後に向けて
今後の話としては、G’s ACADEMYの卒業制作を通じて
- 誰のどんな課題を解決し
- どんなものを作りたいのか?
という点をより明確にしていくというフェーズに少しずつ移っていきます。
ストレートに書かせていただくと、2023年5月28日時点では、まだはっきりとは決められていません。
ですが、この1週間真剣に悩み考えたからこそ見えてきたものは、間違いなく今後の人生の財産となり、物事を判断していく上での貴重な軸になると思いました。
この1週間、本当に悩み、正直とても疲れましたが、真剣に向き合い一歩進めて本当に良かったと思っています。(正直この1週間コードろくに書けなかった)
素晴らしい機会をいただき、ありがとうございました!
自分の卒業制作が何になるか、自分でも楽しみです!
(こんなこと書いてて、全く違う着想に至ったらそれはそれで面白い笑)