JR東日本の発行する、休日おでかけパスというものをご存知でしょうか!?
果たしてどれくらい知名度のあるものなのか僕にはよくわからないのですが、青春18切符のオフシーズンでも特定の範囲内は乗り放題・乗車下車し放題ができる切符が、休日おでかけパスなんです!
昨日は海の日だったのですが、休日おでかけパスを使って家族サービスで山梨まで足を運んできました。
そのときに利用したこともあるので、今回は休日おでかけパスについて紹介させていただきます!
目次
休日おでかけパスの料金と利用可能な範囲
休日おでかけパスの料金
休日おでかけパスは、1日2,670円で所定の範囲内の電車が乗り降り自由になるというものです。
休日おでかけパスというくらいなので、基本土日祝日にのみ販売されています。
ちなみに、青春18切符は5枚綴りで11,850円という料金なんですが、1枚あたりで計算すると2,370円。
1日あたりの料金としては、休日おでかけパスと青春18切符はそこまで大差がないので、まさに青春18切符オフシーズンの代替切符としてふさわしいのではないでしょうか!
ちなみに休日おでかけパスは、みどりの窓口券売機などで、気軽に購入することができます!
休日おでかけパスが利用できる範囲
休日おでかけパスで乗り降り自由に電車を利用できる範囲は、1都6県にまたがります。
休日おでかけパスのチラシを掲載してみました。
栃木方面だと足利あたりまで、茨城方面だと土浦まで、千葉の場合は房総半島の木更津や茂原まで、神奈川方面は小田原、山梨は大月まで、埼玉も寄居や熊谷あたりまでと、結構な範囲で乗り降り自由にJRの電車を利用することができます。
1都6県を1日でまたぐことも・・・できるのでしょうか(笑)
休日おでかけパスを利用するメリット
休日おでかけパスは青春18切符に似通った部分がかなりあるのですが、休日おでかけパスのメリットもたくさんあります!
ここでは、休日おでかけパスを利用するメリットを紹介したいと思います!
ゴールデンウェークや年末年始も利用可能!
なんといってもゴールデンウィークや年末年始でも休日おでかけパスが利用可能なのは、とても素敵なメリットではないでしょうか!
休日おでかけパスは、当日にサクッと購入することが可能で、特に発売枚数制限もありません!
たとえば、ゴールデンウィークや年末年始に関東の観光で少し東京から遠目の場所に足を運びたい時に使うと、とても効果的に休日おでかけパスを利用することができます。
もちろん関東在住の方が関東圏内で少し遠出したい時にも、片道1,340円以上の場所に足を運ぶのであれば、絶対に休日おでかけパスを利用するのがお得ですよね!
新幹線や特急列車も条件つきで利用可能!
青春18切符は、原則として新幹線併用利用ができません。
青春18切符有効期間に新幹線を利用したい場合は、別途新幹線の特急券と乗車券を購入する必要があります。
しかし、休日おでかけパスの場合は、条件つきで新幹線との併用利用が可能です!
条件つきというのは、利用できる区間が決まっているという意味になります!
具体的には、
- 上越新幹線の東京〜本庄早稲田区間
- 東北新幹線の東京〜小山区間
この2つの区間で、新幹線と休日おでかけパスの併用が可能ということです!
逆に、東海道新幹線の東京〜小田原間は、新幹線と休日おでかけパスの併用利用できません・・・なぜ利用できないのかは謎です。笑
差額清算をすれば所定エリア外までの乗車利用も可能!
先ほど、休日おでかけパスを使って特定のエリア内の乗り降り可能というお話をいたしましたが、差額を清算すれば、所定エリア外までの乗車もできます!
たとえば、新宿を出発して休日おでかけパスを使って群馬県の高崎まで移動したい場合、途中にある埼玉県の本庄早稲田駅が休日おでかけパスで利用できて、高崎にもっとも近い駅になります。
こういった場合、高崎駅と本庄早稲田駅の区間320円分を別途支払いさえすれば、休日おでかけパスを使って高崎駅まで移動することも可能なんです!
休日おでかけパスを使って実際に出かけてみた
ということで、僕も休日おでかけパスを使って、実際におでかけをしてみました!
なぜか始発に乗りました。笑
どこの駅をスタートにするか迷いましたが、山梨県大月駅方面を目指すことにしたため、始発の時間と大月までの利便性を考えて、武蔵小杉駅をスタート地点とすることにしました。
南武線で立川まで移動。
その後、電車を何本かを乗り継いで、大月駅に到着。大月駅に到着したのは、なんと朝7時30分くらいでした。早すぎる・・・
大月駅で朝食を食べて、コーヒーで一息つく。
今回は、小菅が小菅の湯に行くというなんとも微妙なギャグを体をはって実行するために、山梨県小菅村にある小菅の湯まで足を運びました。
小菅村の存在自体は知っていたのですが、先日放送されていたローカル路線バス乗り継ぎの旅Zで宿泊されていたことで、小菅の湯の存在を知りました!
大月駅→小菅の湯→奥多摩駅と路線バスで抜けるルートは、ローカル路線バス乗り継ぎの旅Zでも通っていたルートだったので、これに倣って自分たちも小菅の湯まで路線バスを使って移動しました!
小菅の湯はとてもいいお湯で、温泉の種類も豊富にあり、サウナと水風呂の温度もちょうどよかったです。
また、行ってみたい温泉でした!
温泉に行ったあとは、奥多摩駅まで路線バスで抜けました。
奥多摩駅も休日おでかけパスの利用可能範囲エリアギリギリの場所だったので、電車の運賃で追加料金がかかることはありませんでした!
まとめ
ということで、今回は休日おでかけパスについてご紹介させていただきました!
次に利用するときは、千葉県方面に足を運ぼうかなと思います!