仕事をしていて時々、PDFファイルをWebコンテンツに使用するというケースがあります。
そんな時、大概ある要望が、「PDFも検索エンジンに引っかかるようにしてほしい」というものなんです。
確かに、インターネット上で何か調べ物をしている時に、Google検索上でPDFがヒットすることってありますよね。
今回は、PDFファイルのSEO対策について書いてみたいと思います!
PDFファイルのSEO対策法はプロパティ設定から行う
色々と調べてみたのですが、PDFファイルといえど、基本WebページとSEO対策方法は同じようです。
WebページのSEO対策でよく言われるのが「Titleタグの中身」「検索結果に表示されるdescription(説明文)を魅力的にする」という2点。
PDFでも、Titleタグに相当する部分や、descriptionに相当する部分を、プロパティから設定することができます!
今回は、PDFファイルでTitleやDescriptionを設定する手順をご紹介いたします!
PDFからプロパティ設定を開く
まずは、PDFを開いた後に、ファイルから「プロパティ」を選択します。
ちなみに、今回は、Acrobat ProからPDFファイルを開いた時のことを事例にしたキャプチャ画面を掲載しています。
プロパティを選択すると、詳細ダイアログボックスが出てきます。
文書のプロパティというダイアログボックスが表示されるので、ここで「概要」タブを選択します。
上記の画面をよくご覧ください。
概要タブを開くと、いろいろな項目を入力する場所があるのですが、それぞれ
- タイトル→Titleタグに相当する部分
- サブタイトル→Descriptionに相当する部分
となっています。
Titleタグには、SEO的に対策したいキーワードを含めるなどという手段は、通常のSEO対策と同じです!
PDFファイルでプロパティ設定をしないとどうなるか??
結論から言うと、PDFファイル自体もgoogleなどの検索エンジンは通常インデックスするようです。
ただ、SEO対策をより有効的なものにするため、通常のWebページと同じように、TitleタグやDescriptionタグに相当する情報を入力したほうがよいとされているのです。
PDFファイルのオンパレードといったようなWebページもなかなかないとは思うのですが、SEO対策がやれる余地があるということは、意外な盲点だったりするので、Webページには勝てないかもしれませんが、できることはすべきといったところです。
まとめ
今回はPDFファイルのSEO対策についてご紹介いたしました!
僕自身も今回のような事例にそこまで多くぶち当たったことはありませんが、たまにある要望だったりするPDFのSEO対策。
そんなに難しい内容ではないので、できることはしておきたいといったところです!