はい!こんにちは、ということで、広島滞在記2日目をお送りします。あっという間に1週間経過しましたね…広島から戻って。
広島大学へ
この日は、久保田さん(8月お手伝いするイベントの主催者)と終日つきっきりの予定だったので、朝集合して、広島大学へ!広島大学では、8月のイベントで被爆体験を語っていただく「岡田さん」という方の公演を聞きにいきました。
僕も被爆体験などの話を直接聞くのは初めてだったのですが、話を聞いていて、感じたことがいくつかありました。それは
- 被爆体験を語る人は、それを仕事にやっているわけではないので、本当はその「語る」ということ自体すごく大変で労力を使うのだ、ということ。
- 写真も悲惨さを物語るが、被爆体験をされた方が書いた絵は、写真よりもある意味生々しく、怖いものがあるということ。
例えば僕自身は普段教えるという仕事をさせて頂いたり、人前で話すということも多くさせて頂いているので、ある程度場慣れやトーク慣れをしているところがあるのですが、そもそもそれは経験があるからこそです。
被爆体験をされた方の多くは、決して教育者ではないので、本当は語る・伝えるということ自体ものすごく労力が必要なことなんですよね…
あの悲惨な状況を生で見ると、普通は話したくもなくなってしまうもの、それをしまった上で「自分に出来ることは何か?」と考えた上で、語ることを続けられている岡田さんには、本当に感服でした。
そういうことをされているからなのか、御歳79歳にして非常に若くパワーのある岡田さん。ちょっと抱えている仕事で悩んでいることもあった僕だったのですが、まさに「そんなことがちっぽけに思えた」体験をさせて頂きました
市内の施設を体験
午後2時くらいまで広島大学に滞在した後は、市内へ戻りました。市内で、あまりお目に書かれないような被爆建物を見てきました。
写真に映っているのは、軍服を製造していた場所だそうです。爆心地からは2kmほどの場所にあるのですが、生々しい惨状がいくつか…
注目すべきは、鉄扉。爆風だけでここまで焼けて溶けてしまうのか…というのが非常に衝撃的でした。そしてセブンイレブンの後ろ側にこの建物が一緒に映っている光景…
実際に生で見るだけで、とてつもない衝撃を受けました。もし広島に行かれることがある方は、ぜひこの建物も見てみてください。
ちなみにこの建物は、イベントにも出演される方にご案内頂いたのですが、その方のパワーも計り知れないものがあった…広島に来て、人の力に心動かされることが多くあった、そんな時間でした。
撮影と夜景
その後は、イベントに使用する映像の撮影などで各地を転々としていました。台風が近づいていることもあり、夕暮れの空がとてもキレイでした。
先ほども書きましたが、広島に来て、人のパワー・力強さをすごく感じさせられることがたくさんありました。イベントの主催の久保田さんもそうなんですが、行動力も伝える力もハンパない方が多いなと。
広島という、日本でも数少ない体験をした土地が成せるものなのかもしれませんが、現代で普通に生きていたら結構経験できないようなものをたくさん経ているわけですからね…経験の成せるものは大きいです。
イベントのお知らせ
ちなみに、僕もイベントディレクターとして携わるのが第三世代が考えるヒロシマ「」継ぐ展になります。
8/6は灯籠流しのイベントが現地であるのですが、こちらのイベントディレクションをしに、再び広島に飛んできます!
ちなみにその時は広島FM放送からの中継にも出演します!
東京・広島近郊の皆様、皆さんもぜひ、ご参加してみてください!