こんにちは!ケインコスゲです。
いやーまたしても久しぶりのブログ記事になってしまっていますね。。。。笑
しかしながら!今回はちょっと濃いめの記事を書いてみようと思っています。
先日まで、1週間ほどヨーロッパに滞在してきました。
28歳以降、日本国内は仕事やプライベート含めて44都道府県、様々な場所に足を運ばせて頂いたのですが、海外となると人生総じて考えても、17歳の時にオーストラリアに修学旅行で足を運んだ経験しかなかった僕。
そんな僕にとって、今回のヨーロッパ滞在は、本当にたくさんの刺激にあふれていました。
その中でも今回は、「英会話で現地の方とのコミュニケーション」に着目したブログを書いてみようと思います。
目次
英語素人の僕が今回のヨーロッパ滞在で意識したこと
今回、僕はドイツ・ベルリン→フィンランド・ヘルシンキに合計8日間滞在してきました。
今回の旅に当たって僕が意識したこと、それは「拙い英語でいいので、なるべく現地の人と英語で積極的にコミュニケーションをとること」でした。
僕は高校まで学校の授業で英語を習い、大学でも一応選択科目で英語を習った程度の英語学習歴ですが、生きた英語を学ぶ機会だったり、海外渡航経験が皆無に近い状態だったこともあり、教育の一貫として英語を学んで以降、英語を新たに学ぶ機会も、話す機会もほとんどありませんでした。
「あ、この単語聞いたことあるけどなんていう意味だったけかなー」って感じること、英語を多少なりとも学んだことがある人ならありませんか??
僕もまさにそんな感じの英語レベルで、思い出せたとしても、思い出すまでに時間がかかるような状況でした。
そんな僕でしたが、ドイツ・ベルリンに足を運んでから思ったのが「色々なことが日本と違いすぎる」という点でした。
一例をあげていうと、ベルリンの地下鉄には(ドイツの他の地域もかな?)改札というものがなかったのです。
それ以外にも電車に乗るだけでも日本と全然違うことが多々あり、
「現地の人たちとのコミュニケーションなくしては、美味しい食べ物にも有り付けないし、電車やバスでの移動ができずに行動範囲が狭まってしまい、何もできないままいたずらに時を過ごしてしまう・・・」
そんな危機感を覚えたのも、「滞在中は色々な人と英語で積極的にコミュニケーションをとってみよう」と思った一因にありました。
ヨーロッパ滞在中に英語を使ってコミュニケーションをとることで気づいた英会話力向上で立ちはだかるハードル
順番は前後しますが、ベルリンに到着後、テーゲル空港についてから、宿泊施設までのタクシーの中で、早速タクシーの運転手さんに話しかけて見るところから、僕の今回の旅における実験は始まりました。
「How much time to hotel??」(後に同じシチュエーションで使う時にはHow much time to destination?に変更)
これくらいはなんとか記憶を頼りに覚えていたので、ホテルまでどれくらいで着くかをまずは訪ねてみました。
そして次に、お腹が空いていたので、ホテル周辺でおすすめのレストランはないか訪ねたいと思い、
「What is your recommended restraunt around here or destination??」
(この辺か目的地周辺に美味しいレストランはありませんか?たぶん文法的にはめちゃくちゃ・・)
と訪ねてみました。
なんとか通じたみたいで、「トルコ料理でいいところがあるよ!なぜなら僕はトルコ出身だからね、hahaha!」みたいな返事が返ってきたり、その後「どこから来たのー?」と逆に訪ねられたりして、会話が少しずつできるようになっていくのを感じました。
こんな感じで、
「聞きたいことがあったらすぐ聞く」
「聞きたいことがすぐ思いつかなくても、何か聞けることはないかを訪ねてみる」
そんな姿勢で海外の旅にのぞんでいると、いろいろなところで会話のチャンス・きっかけが生まれて、海外で過ごす日々が本当に充実していきます。
そんなやりとりを繰り返していて、体で実感したのが、
「聞きたいことを英語で聞く→答えをいただく→OK、Thankyou!で終わる。つまり会話が1ターンで終了する」
「会話のラリーを続ける。つまり会話が数ターン続く」
この2つにはかなり大きな壁があるなということでした。ここに英会話向上のための壁があるんだなということですね。
聞きたいことをあらかじめ考えながら英語で聞くパターンってだいたい、「〜はどこにありますか?」「〜のチケットがほしいのですが」みたいな会話のパターンが多かったりするので、答えさえ聞いてしまえば目的達成!みたいなことがほとんどです。
しかし、会話のラリーを続けるのは、それに比べると本当に大変!
例えばフィンランドのヘルシンキでサウナプールに入ったときには、「How are you!」と呼びかけられて、「I’m fine」と答えたあと、後から振り返るとたぶん「あっちの水風呂入らないの?めっちゃ冷たくて気持ちいいよ〜」みたいなことを話しかけられたのですが、その後の言葉がなかなか出てこなかった・・・!
ようやく出てきたのが「It’s too cold for me」つまりあの水風呂は僕には冷たすぎるっていう意味なのですが、なんともつまらない会話の感じに終始してしまいました。笑
なぜ、1ターンで終わる英会話と数ターン続ける英会話には大きなハードルがあるのか??
そんな経験もあり、僕は考えました。
「なぜ、1ターンで終わる英会話と数ターン続ける英会話には大きなハードルがあるのか??」
理由としてあげられるのは、「リスニングの難しさ」「頭で意味を分解しようとしすぎて時間がかかる」があげられるのではないかと思います。
英語ネイティブの方や、英語を普段から使い慣れている方であれば、割と流暢に英語を話しますし、僕らのような英語素人にはわからない単語・交互表現なども織り交ぜてきます。
そうなると、僕らのような英語素人はどうしても「頭で考えて翻訳してから意味を理解し、そこから次に何を話そうかを考える」という形になってしまうので、どうしてもスピード感にかけてしまうのですよね。
でも、そんなことをしている間に、大体英語を使う会話相手の外国人の方は、次の会話を話してきてしまうので、そうなると「OK!Yes!」みたいなことしか言えなくなる始末・・・笑
きっとこんな経験をされた方も多いのではないでしょうか。
では、どうやったら少しでも長い会話、本当の意味での英会話力ができるようになるのか?という点について、僕が体験から考えたポイントを次に書いていきたいと思います。
英語素人が海外旅行で感じた英会話力向上のポイントについて
1、会話の流れ、文脈を一生懸命想像して英語の意味を補足すること
ここからは英語素人の僕が海外旅行で感じた英会話力向上のポイントについてです。
まず1つ目、それは「会話の流れ、文脈を一生懸命想像すること」だなと思います。
受験英語を経験したことがある方であれば、「英文の途中で意味がわからない単語があっても、なんとなく文章全体の流れからわからない単語の意味を想像する」なんてことをしたことがある、もしくはそうしなさいと習ったことがある方も多いのではないでしょうか。
英会話でも、これは同じことが言えるのではないかと思いました。
よほどのことがない限り、自分が英語で訪ねた内容に対して、どんな回答が返ってくるかは、ある程度数パターン想像できるケースが大半です。
なので、相手の話す英語から断片的にもいいのでわかる英単語を切り取って、「あ、なるほどこれはきっとこういう意味で言っているんだろうな」という風に想像力を巡らせることが大事だと思います。
これがないと、「次の会話」が絶対に続かないんですよね・・・!
僕はこのことによって、「That’s all」が「注文は以上です」という意味で使えるということを知りました(思い出しました?w)
想像力を巡らせた結果、「お店で注文終了時に必ずThat’s allと聞かれるな」と気づいた僕は、「あ、これはご注文は以上っていう意味なんだ」という風に発想を巡らせることができたのです。
一度覚えたあとは、至るところで「That’s all」と言いたくでしょうがありませんでした。笑
2、わからなかったり確認の意味での聞き返しを必ずすること
1で紹介したことを実践するだけでは、英語力は向上しません。自分が相手の英語による会話の返答の意味を間違える可能性があるからです。
実際に僕も、今回のヨーロッパ滞在中、完全に自分の誤解で会話の意味を履き違えたことが多々ありました。笑
なので、そういった誤認識を防ぎ、英会話の中で知ったり聞いたりした言葉・表現を確実に自分の引き出しにするためには、「わからなかったり確認の意味での聞き返しを必ずすること」が大事になってきます。
例えば僕の今回の滞在中の出来事で言えば、荷物をホテルに預ける話しになったときに「luggage」という単語が途中でホテルの方から出てきて、その意味がわからず四苦八苦しました。
「なんとなくホテルの方が仰っている意味がわかってきたんだけどluggageってなんだろう・・・」って思った僕は、「luggage??」とだけ聞き返してみると、それはアメリカ英語でいう「baggage」つまり荷物のことを指しているということがわかり、ほっとしたという経験があります。
この経験から、不安だったり怪しいなと思うものは、聞き返しをすることが大事だなということを身を持って痛感しました。
日本人としては「聞き返してばかりいるとうざったりと思われるかなぁ」という感情が生まれるかもしれませんが、「コミュニケーションが成立しない」ことの方がよっぽど怖いですよね。
なので、遠慮なく「英語の中で、わからなかったり確認したい部分の聞き返し」をすると良いかと思います!
3、google翻訳アプリなどで答え合わせをする
1,2の工程を踏んだ上で、最後に重要なのがgoogle 翻訳アプリなどで答え合わせをすることです。
例えば1の「会話の流れ、文脈を一生懸命想像して英語の意味を補足すること」で出てきた「That’s all」であれば、念の為Google翻訳アプリを使って、自分が想像した意味であっているかどうかを確認し、その結果「That’s all→ご注文は以上です」という意味で使うことができるということを確認したので、見事に自分の英会話の引き出しの1つに収めることができたのです。
そう考えると、今回の旅の中で、1〜3の工程を通じて、かなり英語学習サイクルを自分の中で勝手に回すことができたなぁと考えています。
環境1つで人は変われるということを身をもって痛感
何より今回の旅の中で英語を一生懸命使うことで感じたのは「人は環境1つでいくらでも変われる可能性がある」ということだったのではないかと思います。
僕自身はそんなに積極的な人間ではないし、あまり戦略的に物事を考えられる方でもないのが正直なところですが、そんな僕でも、今回の滞在中「あ、自分で頭使って色々と考えて戦略立てて物事進められるじゃん!」って思えることができたのが、1番の収穫でした。
日本にいる時の自分では絶対に考えられない積極性をもってドイツやフィンランドの街中の人に話しかけまくりましたが、それも「自分でどうにもしないと何もできないまま終わってしまう」というアウェイの環境にいたからこそ。
(フィンランドのヘルシンキは日本人多かったですが。。。)
そう考えると、海外旅行の良さにはそんな「自身を鍛えられる」側面もあるのではないかと思いました。
まとめ
ということで、今回は「英語素人が海外に1週間滞在して感じた、英会話上達のためのハードルとポイント。環境1つで人は変われる。」という点について書いてみました!
それにしても、今回の海外滞在は本当に刺激になりました!
今まで国内旅行にしか興味ありませんでしたが、今後は積極的に海外に足を運んで見たいと思います!