先日、念願かなって伊勢神宮まで足を運ぶことができました。
今年2月、紀伊半島1周を1泊2日で行うという過酷旅に挑戦した中で、伊勢神宮をゴールとしていたのですが、時間的に無理で断念したということがあり、チャンスはだいぶ先かなと思っていたのですが、時間ができたのでこのタイミングしかない!と思いリベンジしてきたのです。
今回は、実際に海路・フェリーで伊勢神宮へ足を運んだ感想と、新幹線やバスで東京から伊勢神宮へ足を運んだ場合との料金や所要時間の比較について紹介していきたいと思います!
目次
東京から伊勢神宮まで海路・フェリーで移動するルートの詳細について
そもそも東京から伊勢神宮まで海路・フェリーで移動するルートってどういうことだ?という方へ、今回僕が移動したルートの詳細についてお伝えします!
具体的にどういうルートをたどるかというと、
- 東京駅から豊橋駅まで東海道新幹線ひかりを使って移動
- 豊橋駅から愛知県・渥美半島の先端にある伊良湖フェリー乗り場周辺までバスで移動
- 伊良湖フェリー乗り場から三重県鳥羽市のフェリー乗り場まで海路・フェリーで移動
- 鳥羽駅から伊勢神宮のある伊勢市駅まで電車で移動
といった感じなのです!
ポイントは愛知県の渥美半島!
伊勢湾フェリーという会社が運行するフェリーが渥美半島の先端・伊良湖から三重県鳥羽市まで往復しており、このフェリーを使うことによって、海路・フェリーでの伊勢神宮移動が可能になるのです!
渥美半島の先端・伊良湖ってどんなところ??
では。渥美半島の先端にある伊良湖って実際どんなところなのでしょうか!?
僕が実際に足を運んで感じたところとしては「リゾート地だな」ということでした。
周辺は特にお店が充実しているわけではないのですが、ヤシの木が生えていたり、明らかに夏に来たら海水浴やサーフィンが楽しめそうな海岸が広がっていたり、4月だというのに夏を彷彿とさせる雰囲気がそこにはあったのです。
施設としても「キャンプ場」「テニスコート」「プール」などなど、明らかに余暇を楽しむための場所が多く、これは「何もないを楽しむ」ための場所なんだなと思いました。
しかも豊橋駅から渥美半島の先端までは電車が通っていないため、豊橋駅からバスで移動すると、1時間15分〜30分程度の時間がかかる場所なのです!
僕が足を運んだ際に出会った人たちは、ファミリー層やシニア層が圧倒的でした。
余暇を楽しみのんびりと過ごす・・・伊良湖はそんな場所と言えそうでした。
伊勢湾フェリーに乗ってみた!伊良湖から鳥羽までは1時間であっという間!
では、実際に伊良湖から三重県鳥羽まで運行している伊勢湾フェリーはどのようなものなのでしょうか。実際に乗船してみました!
1人1,550円の乗船券をまずは購入します。
車などをそのまま乗り入れることもできるのですが、その場合当然ながら料金は更に高くなります。
フェリー乗船時には、ちょっととぼけたおじさんが笑顔で迎えてくれます。
実際に中に入っていくと、ちょっとかっこいいというか、海の男感があふれるというか・・・ある意味非日常的な世界がそこには見えてきます。
思ったよりも広く、そしてしっかりとした施設がそこにはありました。船の中の売店もとっても充実している感じです。
出航の時間になり、伊良湖を出発!島もあっという間に遠くなるほど、意外とスピードが早く、揺れます。
途中いろいろな島を左右に眺めること1時間弱、三重県は鳥羽市・鳥羽水族館そばにある鳥羽フェリー乗り場に到着します。
あっという間に到着する感じでした!意外と速く揺れるので、気持ちいいのですが、船酔いになりそうな人にはちょっと辛いかもしれないですね。
所要時間と金額を比較!東京から伊勢神宮へ陸路と海路どっちがお得で早いか??
ということで渥美半島を経由して海路で東京から伊勢神宮までいけるということは先ほどまでの内容でご理解いただけたかと思うのですが、問題は陸路(新幹線など)と比較した時に、どちらが安く・どちらが早いのかというところ。
今回は完全陸路で東京から伊勢神宮へ向かう場合と、渥美半島経由で海路を使って東京から伊勢神宮までへ向かう場合のルートを比較してみました!
東京から渥美半島経由で海路・フェリーを使って伊勢神宮へ向かう場合
東京から渥美半島経由で海路を使って伊勢神宮へ向かう場合の経路と所要時間から見ていきましょう。
実際のデータ及び僕が体験した所要時間などを元に算出してみました!
Yahoo乗り換え案内で調べてみると、6時間30分の所要時間で、約12,000円の料金であることがわかります。
やはり豊橋から伊良湖まで電車が途中ちょっとしか通っていないことが影響し、思いの外時間がかかってしまうのです。
東京から完全陸路で伊勢神宮へ向かう場合
次に、東京から完全陸路で新幹線と特急を乗り継ぎして伊勢神宮へ向かう場合のルートを見てみます。
所要時間約3時間半で13,000円ほどの料金です。
ということで、コストパフォーマンスだけを考えると、東京から移動する場合、伊勢湾フェリー経由で伊勢神宮へ向かうのは、全くお得ではないと断言できるのではないでしょうか。笑
少しだけ時間短縮&交通費が安くなる裏技!伊良湖周辺のホテルに宿泊すると送迎バスがついてくる場合も
ちなみに今回の僕の例の場合、実は上記で掲載した所要時間や料金よりも、少しだけ交通費を安くすることができています。
実は今回、僕は伊良湖ビューホテルというところで1泊したのですが、このホテルに宿泊する場合、なんと豊橋駅まで直接迎えに来てくれるバスを利用することができるのです!
もちろん、無料!
しかも電車と高速バスを経由するより時間を短縮・交通費も削減することができるため、交通費だけで言えば約10,000円、移動にかかる所要時間でいえば5時間30分と計算することができるのです。
ただし、当然宿泊代がかかるので、その分総合的にかかる金額はあがるので、注意が必要です!
まとめ・伊勢湾フェリーを使って伊勢神宮へ移動してみての感想
ということで、今回は「東京から伊勢神宮へ渥美半島経由・フェリーを使って行ってみた!新幹線&電車の陸路と所要時間と料金の比較も実施」でお送りしました。
実際に移動してみて思ったのが、渥美半島・伊良湖はのんびりできてマジで良い!ということです。
何かできる場所なのかというと個人的にはあまりそういう場所ではないと思ったのですが、むしろそれが魅力的で、「何もしないを楽しむ」「のんびりを楽しむ」ことを目的に、かつ伊勢神宮へ足を運びたいというときには、渥美半島経由・伊勢湾フェリーを使って伊勢神宮へ足を運ぶルートは、とってもおすすめです!