コロナ後、湘南藤沢移住&リモート中心の生活になって3年。Arrown的「リモートワーク」の是非

東京から湘南に引っ越して3年が経過しました。

僕らの場合は元々引っ越しをしないといけない時期であったことや、以前東京で住んでいた物件がいろいろあって破格的な家賃の安さであったこと、そして色々なご縁があって藤沢に引っ越しを決めたという経緯がありました。

また、ちょうど引っ越しをした時期に頂いたエンジニアとしてのスポットの仕事がレギュラー化したのですが、仕事としては基本的にフルリモートでの形式になっています。

ニュースを見ていると、リモートワークからオフィス出社に回帰しているというお話も聞くことが最近は少なくないようなのですが、あくまでArrown著者的な観点として、リモートワークの是非論について書いてみたいと思います。

2024年時点での個人的見解:リモートワークはとても良いが、フルリモートである必要はない

いきなり結論から書いてみたと思います。この見解は今後また変わってくるかもしれないですが、2024年時点での僕の見解としては

  • リモートワークはとっても良い
  • でも、フルリモートである必要はない

というものです。

僕は本業としてエンジニアを一応しておりますが、これはあくまでエンジニアとして基本フルリモートでの勤務を数年こなしてきた上での見解になります。職種や業種によっては、そもそもリモートワーク自体が難しい業種があることは十分に理解しています。

僕が感じるリモートワークの良さ

僕は、基本的に腰もそこまでよくない・身体が異常に凝りやすい(固まりやすい)という体質があります。

そういった事情もあり、いわゆる背持たれのある椅子だったり、普通の高さの机での作業がそこまで得意ではありません。

なので、一般的なオフィスやコワーキングスペースに備えられているような設備だと、どうしても自分の体にマッチしないことが多いです。

そんな問題を抱えていることから、自分が快適に過ごせる作業環境には自分なりにお金をかけて投資をしてきました。

これが現在の僕の作業環境。そういえば作業環境に関するブログ記事は書いたことがないので別の機会にまた書いてみたいと思うのですが

  • 昇降デスクを使用し、立ちながら仕事をする機会を増やす(割と頻繁に昇降機能を使う)
  • 椅子は背もたれのない、丸椅子に近いモノを使用し、座り時に姿勢の良い状態で作業をする(バランスチェアというやつを使ってます)
  • 各モニターの目線は高めに保ち、首があまり下に向かないようにする

以上の3点を意識しています。

おかげでリモートワーク開始前よりも体の状態はよくなり、作業中に眠くなるなんていうこともほとんどなく、整体に行く頻度も減りました。(今でも時々は行ってます)

何が言いたいかというと、リモートワークの良さの1つとして「作業環境を自分なりにカスタマイズして自分にとって最適の作業環境を作ることができる」というものが挙げられると僕は思っています。

もちろん、人によっての快適さというのは違うものかと思いますので、ノートPC1台でも十分な作業環境が作れるとか、座りながらでもテーブルがあれば十分作業ができる、という方もいると思います。(業種にもよるか)

そういったことも含めて「自分で環境を選択できる」というのがリモートワークの魅力の1つだと思っています。

また、リモートワークの是非が問われるときによく上がる話題の1つとして「リモートワークは自然発生的な雑談がしにくい」というものがあります。

これ自体は僕もその通りだと思いますし異論はないのですが、一方でリモートワークの場合、外界を完全にシャットアウトして作業に没頭しやすいというメリットがあると思っています。
(ただし、近所で工事が行われてその音がうるさくて集中できないなどは別)

人と会話や雑談ができるということはメリットでもある一方、環境によっては「せっかく集中したいのに話しかけられたりして没頭しにくい」なんていうことも起こり得ます。

没頭を作りやすいのがリモートワークの良さであると個人的には思っています。

それ以外にも、「体調があまりよくない時に無理して通勤する必要がない」「大雪などで電車が運休している時に無理をする必要がない」なども、ここ数年でよく言われていることもリモートワークの良さの1つだと思っています。

リモートワークのデメリット

一方、僕が3年ほどリモートワークを行う中で感じてきたデメリット、これは先ほどの雑談の例にも似ているのですが「良い意味で受動的に情報を得ることがしにくい」です。

先ほども書きましたが、リモートワークの良さは「さまざまなことを自分の意思で選択できる」ことだと僕は考えています。

しかし、選択の仕方によっては惰性にも繋がると思いますし、悪い意味で選択が似かよってしまい日々にマンネリが生まれやすいです。

言い換えれば、偶発的な事象・現象に出会いにくいので、日々が悪い意味で固定化してしまい、刺激を得るのが難しいという環境に陥りやすいのではないかということです。

受動的な刺激が自分にとってのメリットと思うようになった理由

リモートワークを開始した当初は、受動的な刺激に関してそこまで関心はありませんでした。そのことについて深く考えるようになったのは、去年くらいからの話だったと思います。

考えるようになった決定的な理由としては「僕自身が人に感化されやすい」ということに気づいたことが大きく関与しています。(今さらかよという感じですが)

新しいインスプレーションを得たり、やる気に満ち溢れたり、テンションが下がったりしてモヤモヤしている状況から立ち直るとき、誰かに会ったり、誰かと話したりすることがきっかけになる、僕はこれまでそんなことが多い人生でした。(特に20代後半以降)

  • あの人はこんなに頑張ってるから僕も頑張らないと!
  • あの人と話をしてすごく良い刺激になった!

といったように、人との交流を経ることで割とプラスの感情を得ることが多いのです。

中には、人との出会いや得た刺激が僕の人生の決断や転換点に繋がる、なんていうケースも少なからず存在しました。

そう考えると、受動的に刺激を得ることのできる環境というのは、割と僕にとって重要な要素なんだということに気付かされたのです。

だからこそ今年元旦のブログに書いたような

1つ気をつけていきたいなぁと思っているのが、「自発的に新しい世界・コミュニティに顔を出してみる」ことをやめないこと

が今年の僕にとってなおさら鍵になってくるのです。

最近の僕の仕事の形態について

さっき書いたことを踏まえて、最近の僕の仕事の仕方としては以下のようになっています!(平日週5稼働と想定した場合)

  • 週3・・・リモートワーク
  • 週2・・・都内に出て仕事

曜日で言うと主に火曜と金曜は外に出て活動することが多く、それ以外の日はリモートワークでの仕事にする、そんな感じの割り振りをしています。

都内に出る場合は、僕の仕事の本業の週借りオフィスだったり、昨年通学もしたジーズアカデミーの校舎だったりで仕事をするのが多いです。

どちらも、顔見知りがいることから人と話さないことはまずない環境ですし、割と人の多い場所にあるので受動的な刺激もすごく得やすい場所にあるので、僕にとっては願ったり叶ったりの環境です。

余談:通勤に関して思うこと

余談ですが、最後に通勤に関して書いてみたいと思います。

僕に限った話ではなく、満員電車による通勤を避けたいと思う方は少なくないと思います。

それに加えて正直な気持ちを書くと、最近電車自体の治安があんまりよくないなぁと感じることが多くあります。

詳しく書くのは省きますが、治安が良くない光景を見て心を乱されることが少なくないため、なんかモヤモヤした気分を引きずることが多いのです。

(まあ周りのせいにするなよという話はありますが)電車で作業とか、ジーズアカデミー現役生時代にやっていたグリーン車でコーディングとか(笑)もあんまり捗らないことが増えてきたのが正直なところです…

先ほど書いたリモートと出社(僕の場合出社と言えるのかわかりませんが)のハイブリットの話と合わせて、そう考えると今後どこに住むかっていうのをまた考える機会も出てくるかもしれません。

仮に東京に回帰するようなことがある場合は、自転車で渋谷近辺にいけるような場所に住みたいなぁ。電車使う必要なくなるし。

まとめ

ということで今回は、コロナ後、湘南藤沢移住&リモート中心の生活になって3年。Arrown的「リモートワーク」の是非について書いてみました!!!

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