2019年も今日で終わり。今年はArrownも特に後半はあまりブログが書けずに色々と失速してしまいましたが、大晦日の今日に2019年を振り返る意味も兼ねて、ブログを書きたいと思います。
目次
1年前に書いた自分への手紙
12月のある日、自宅に1つの手紙が届いていました。
それは、去年の12月に参加したTOMOSHIBI POSTさんのイベント「1年後の自分に手紙を綴ろう」で書いた自分への手紙でした。
1年前、どんなことを書いたっけな〜って意外と忘れているものですね。笑
見当の余地もなかったので、ひとまず手紙の封を開けて、1年前の自分が書いた手紙の中身を読んでみました。
そこには、こんなことが書かれていました。
今していることを来年も続けている前提で物事を考えていないかい?良くも悪くも今の自分が同じ状況のままで来年も在るとは限らないんだ。
だから、今の枠組みで物事を考えずに、少しだけでもまだ見ぬ自分を信じて動けるような自分であってほしいと1年後の自分に伝えたい。
この言葉、今振り返ると良くも悪くも2019年の僕自身を語る上でのキーワードになっていたので、驚きでした。
言葉は現実化する・・・言霊の力を身を持って感じたものです。
2019年前半・それはただただ辛く苦しい日々
さて、実際2019年振り返ってみると、特に前半は、自分が1年前に書いた手紙に反して「今の枠組みで物事を考えることに固執してしまったな」と思える日々でした。
自分の力不足もあり、たくさんの失敗をし、色々迷惑をかけたりもして、本当に悔しい日々が続きました。
例えば、、、実は4月から青森に引越して、とあるプロジェクトをするかもしれないという状況がありました。
その話が持ち上がったのは2018年の夏、話が進みつつも、どこか悩む自分がいたのも事実。
プロジェクトの面白さも感じてはいたものの、いくつかのことに引っかかっていたのも事実。
引っかかっていたことの一つに、「このまま青森に住んだとして、プログラミング(エンジニア)を中心とした形で食っていけるのか」ということでした。
要するに、自分のスキルに自信がなかった・・・ということと、当時仕事の中心であった講師業に携わることが少なくなることが本意ではない、、、というのもありました。
悩みに悩んで、結果、2019年の1月にプロジェクトの断念を告げました。
理由は先ほど書いた2つの事項が心に引っかかる状況から抜け出せなかったからになりません。
このプロジェクト、嫁さんは実に乗り気だったので、結果嫁さんには多大な迷惑をかけることになり、本当に嫁さんには謝っても謝りきれないほどの状況でした。
そんな状況でもあったので、「今まで以上に仕事を頑張って、嫁さんに償いと恩返しをしよう!」と思った2019年。
結果、前半6ヶ月で、東京に残ることを選択したのにも関わらず、好きでやっていた講師業はそれまでの仕事量から半減することとなり、仕事でも色々失敗をして、ただただ苦しい1月〜6月の時間。
6月は、心理的な辛さが重なって、約1ヶ月ほど体調を崩し、心療内科にもお世話になるほどの状況でした。
「有言不実行とはまさにこのこと」と、自分の力の無さをただただ悔やむ日々でした。
色々な方に迷惑をかけたこともあり、そのことは変わらない事実なので、事実として今後も向き合うしかないと思っています。
2019年後半・もがきながらも気づいたこと
そんなこんなで過ごしていた2019年、このままで終わるまいと思っていたので、自分なりに色々もがいたつもりでもあります。
元々完全リモートで仕事させて頂いていたCraftieさんに、4月からは半常駐もさせていただき、今まで以上にエンジニア業に携わる時間が多くなりました。
毎年「春休み・夏休み・冬休み」に担当させていただいていたG’s ACADEMY Youth CAMPは、先述した状況もあったので、改めて仕事に向き合い、自分にしか出来ない色とブランドを出そうと決意!
カリキュラムを1から考え直したり、タイムテーブルの立て方に自分なりの理論を導入して、「とにかく試して繰り返す・そして全力でやり切る!」ということを意識しながら、夏休みと冬休みのCAMPを担当させていただきました。
新しい世界を見てみたいというところから、嫁さんの薦めもあって、夫婦で南九州移住ドラフト会議にも参加しました。
そうした中で気づいたことが1つ。それは、青森のプロジェクトを断念した理由の1つでもある
「純粋にプログラミングのスキルをあげたい、その環境を整えたい」
というものが、人に比べたら遅いペースではあるものの、徐々に叶い始めてきた、というものでした。
Craftieさんの仕事においては、新しいフロントエンジニアさんが今年途中から入ってきたのですが、その方が神のような方で、先にプロジェクトに携わっていた僕が色々教わることも多かったです。
そして、コードレビュー制度が本格的にスタートしたのが秋頃だったのですが、「あれ、これって僕が年始に望んだ状況が叶いつつある・・・?」ということに気づいたときは、冒頭に書いた手紙にも通じる「言霊」のパワーを感じた次第でした。
改めて向き合い直したYouth CAMPでは、カリキュラムや進行がとても好評を得て、そこから来年につながるお仕事も生まれそうな状況でもあります。
南九州移住ドラフト会議では、まさかの夫婦でMVP(最優秀選手賞)を受賞し、来年に九州でも活動する基盤を作れた気がします(大事なのはこれからですが)
そう考えると、
- 苦しい前半ではあったが、1月に願ったことが、なんだかんだ約1年越しの時間を経て叶いつつある。
- 前半の辛い時間があったからこそ、後半経験した出来事があった。
そんな感じだったかなと思います。これはまさに、1年前に書いた手紙で言えば
- 前半は「今の自分の枠組みに囚われすぎた」
- 後半は「今の自分の枠組みから少し離れることができた」「少しだけ自分より向き合えた」
ということになるのではないかと思います。
なんだかんだで、アウトプットしたことしか叶わないし、1月に思ったことが、徐々に叶いつつあるということは、とても不思議な気持ちにさせられる出来事でした。
自分と向き合うことの大切さ・喜びを胸に、2020年は躍進をしたい
僕は今までの人生の中で、自分と向き合うということを怠ってきたと思っています。
それは現在も同じで、仕事に流されたりもして、2019年もあまり向き合うことができなかったかな?というのが本音ではあります。
でも、少しの時間だけでも作ることができた「向き合う時間」が今年の僕の心情を揺さぶったのは事実。
そして、その時間を通じて生まれた想いや言葉が、今年の心の支えになったことは事実です。
来年2020年は、2019年よりもうちょっとだけ、自分と向き合う時間を大切にしていきたいと思います。そして、そこで生まれた想いを胸に躍進していきたいと思います。
あと、冒頭に出た「TOMOSHIBI POST」を運営する小山さんには、感謝してもしきれません。
今回書いたようなブログの内容を綴れたこと、辛いながらも1年をやりきったのは、1年前にTOMOSHIBI POSTを通じて書いた手紙のおかげといっても過言ではないと考えています。
自分と向き合うことの尊さ、大切さを思い出させてくれたことは、間違いなく「TOMOSHIBI POST」があったからこそだと思っています。
僕もいつか、人の心に響くようなサービスを作ってみたい・・・
2019年に得たかけがえのない経験
あ、なんかあんまりよくなかった2019年みたいな書き方をしてしまいましたが、よかったこともあります!
5月、久しぶりに海外へ足を運んだことでした。
高校の修学旅行でオーストラリアに行ったことが唯一の海外経験だったので、自分の足で海外に行ったのは初めての経験!
本当、自分が自分じゃないと思えるくらいにアドレナリン全開の毎日は本当に刺激的でした。
ベルリンの道行く人に拙い英語で声をかけまくったことは、今でも良い思い出です。
この時に得た刺激から、この歳にして、「仕事で海外に携わる or 海外で仕事をする」ということが1つの夢として新しく加わりました。
年甲斐もなく何を言ってるんだ・・・と思われるかもしれないですが、何歳であろうが、どんな内容であろうが、「やりたい!」と自信を持って言えることは、本当に素晴らしいことですよね。
可能性は少ないかもしれないですが、奇跡的に実現できるように、自分なりに海外との繋がりを模索していきたいと考えています!
やりたいことをやりたいと言える!これが夢だって言えることは、本当に人生において貴重な経験です!口外するデメリットなんてないです!
人生で感じた違和感とは、しっかりと向き合おう
今年僕が1年を経て思ったのは「人生で感じた違和感とはしっかりと向き合うべきだ」ということです。
途中で書きましたが、「自分のスキルに自信がなかった」というのは、プログラミングに限らず、昔から色々なことに対して思っていたことではありました。
Webに関わる仕事を始めてからは、環境が先行して、自分の実力が追いついていないことに焦りを感じ続け、「一度立ち止まった方がいいのではないか」ということを思いつつ、その勇気がないままここまで来てしまいました。
でも、今年の1月に下した決断は、ずっと見て見ぬふりをしていた「違和感」を見ざるを得なくなった、ここで向き合わなければ、今後2度と向き合うことはできないかもしれないと思ったからこそ、決断を下したのかもしれません
(とはいえ、迷惑をかけてしまった方もいたので、自己弁護をするつもりはありません)
人生で感じた違和感はしっかりと向き合わないと、いつまでもその違和感が姿形を変えて自分に降りかかるということがわかりました。
だから、同じことで悩んでいる方がいれば、僕の経験を丁寧に伝えていきたいと思っています。
ということで、色々個人的なことを書かせていただきましたが、無事に2019年を締め括れることを嬉しく思います。
何より、色々迷惑をかけたけれども、楽しく毎日を一緒に過ごしてくれて、僕をサポートしてくれる嫁さんには感謝してもしきれないくらいです!ありがとう!
来年も2020年と私をよろしくお願いいたします!