壮絶過酷な生存競争!白山ジオトレイルのスタッフさんに出会った話

山

白山ジオトレイルというのをご存知ですか??いわゆる普通のトレイルランかと思いやきやそうではなく、トレイルランの次元をはるかに凌駕してしまっている、とっても過酷な競技なんです。

そして、福井県大野市勝手に紹介シリーズ、第4弾! 今回は、福井県大野市にあるゲストハウス「ナマケモノ(namecameono)」です! ...

先日も恒例となりつつある福井出張の夜に福井県大野市ゲストハウスnamecameono・居心地良すぎてナマケモノに! 面白すぎる場所!でもご紹介したゲストハウス・ナマケモノさんに宿泊していたところ、たまたま同じ日に宿泊していた白山ジオトレイルの主催グループの方々と話す機会がありました。

もう壮絶な世界の話を聞いて、唖然・・・ちょっとその時のことをブログに書いてみたいと思います!

白山ジオトレイルとは?

改めて白山ジオトレイルって何かをご紹介したいと思います。
白山ジオトレイルは普通のトレイルランと違って、7日間で約250kmという距離をステージ制で走りきるというもの。

ただ、走るというよりも歩きながらただただ7日間250kmを歩いて生存しつつゴールを目指すというのが正しい言い回しかなというところがあります。それにはもちろん理由があります。

コースがとにかく過酷すぎる

白山ジオトレイルというだけあって、白山周辺がコースとなっているのですが、白山周辺の地理とコースを調べてみました。

白山の位置をGoogle Mapsで確認。うん、本当に周りも山に囲まれたところで、山奥中の山奥なんだなということがわかります。

公式サイトから、2016年のコース図をPDFで確認
なんだこれ・・・とことん山の中を250km歩くってことじゃないですか・・・・

しかも、山なわけですから高低差も半端ないもの。
コース全体の最大の高低差は1500mに登るとのことです。どれだけ過酷なんだ・・・

食料は全て参加者が持参して歩く

そして驚くべきことが、コース途中で食料が配給されるというわけではないということ。
基本的に、7日間分の食料を全て背負った状態で1日目をスタートしなければならない、ということになります。

大荷物を運ぶ引っ越し業者

こんな感じのイメージで初日をスタートするということなんでしょうか。
相当軽くしないと7日間持たないだろうけど、ちゃんとした栄養のあるものを食べないといけないだろうし、うーん、どう考えても過酷・・・

代表者がいい意味でやばい

こんな過酷なトレイルラン、誰が企画したのかなぁと思って見てみました。

公式サイトのトップページに途中にありました。赤坂さんという代表者の方のことが書かれた部分が。
経歴を見て唖然。

2008年:サハラマラソン(モロッコ)

2009年:アタカマ砂漠マラソン(チリ)

2010年:ゴビ砂漠マラソン (中国)

2010年:南極マラソン

いずれも7日間250kmのジオトレイルを完走。
(引用:白山ジオトレイル公式サイトより)

南極や砂漠でって。苦笑
もはや白山ジオトレイルの次元さが可愛く見えるほど・・・すごいです赤坂さん。

苦楽を共にすると人の絆は深くなる

山
僕がお話したのは代表の赤坂さんではなく別のスタッフの方でしたが、この白山ジオトレイルに参加して完走すると、参加者同士の絆がめちゃくちゃ深くなるんだそうです。

日本全国どこだとしても、飲むか!といえば集まるような・・・そんな仲になれるとおっしゃっていました。
スタッフの方も、ゴールの先にあるそんな人情がたまらなくて、ずっと過酷なイベントのスタッフを続けているんだそうです。

確かにそうですよね。参加者を支えなきゃいけないわけですから、スタッフ側の方がもっと過酷ですよね・・・

現代ではなかなか味わえない人情、ちょっと僕も体験したくなります。
人の考え、行動、可能性の多様さ・無限さってすごいなぁと改めて痛感した夜でした。

まとめ

白山ジオトレイルに参加できるほどの体力はもはやありませんが、毎日白山ジオトレイルの参加者になったつもりで生きていきたいと思いますよ!
頑張ります!

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