2015年も今日で終わりですね。ということで、最後に綴りたいなと思います。
目次
ブログを始めて、マイペースに続けたことで感じたもの
このブログを始めたのが2015年5月の下旬。それからだいぶマイペースではありますが、投稿を続けてきました。
最初の方は色々と狙って書いてみたりした記事もたくさんあって、9月中旬までは自分の中でハイペースで書いてきましたが、そこから仕事で色々とばたついたこともあり、ペースは正直落ち、書く内容もどちらかというと、アクセスを狙うよりも、自分の心情を綴るような内容が多かったなぁと思います。
自分なりに続けてみて一番に思ったのは、やっぱり文章に対する考え方が変わったこと。そして何より、色々な物事に対して、それまでよりは興味を持てるようになったかな、ということでした。
学生の頃、例えていうなら「ゲームがあると勉強をしなくなるからゲームを捨てる・取り上げる」みたいな環境で育ったこともあり、「何かやるべきことがあってそれの妨げになるのなら、妨げになるものを完全に排除する」というやり方が、自分の中でいつの間にか育ってきていました。
悪いことではないんだけれども、その影響もあって、色々な物事に対してあまり興味を持てない自分がいたりして、自分の好きなものには徹底的にはまるんだけど、そこまででもないものや、知らない物事に対して自分から触れてみようとせず、会話のレンジも広がらない…そんな感じでした。
でもブログをはじめてみて(ブログだけの影響ではないけれども)、色々なものに触れてみようという幅は確実に少しずつだけど広がってきた感があって、それがブログを始めた今年の財産なのかなぁなんてことを思っています。
2016年は「ほどほどを知る」1年にしていきたい
前回のブログで、2016年のテーマは「着」だということを書いたのですが、他のテーマとしては「ほどほどを知る」ということを挙げたいです。
先ほど書いた事例と似たようなことでいえば「ゲームともほどほどに付き合いつつ、勉強をやる」みたいな、いわゆる極論的な方法で全て解決するのではなくて、うまくほどほどのところでバランスをとって、物事を解決したり、物事に取り組んでみたりする、そんな感じです。
100人いて、その全てを幸せにすることはなかなか難しいけれど、70人の人にまず喜んでもらうための最善を考える、そんな感じでしょうか。
順番逆だけど…2015年最後に感じた「後ろから物事を見る楽しさ」への回帰
順番がでたらめですが、2015年最後にして、感じられたこともあります。
WebやCGの学校「デジタルハリウッド」の運営スタッフ経験を通じて一番の財産だったのが、「一歩下がった位置からコミュニティ全体を見る仕事」の楽しさでした。ひょんなことから始めた仕事だし、まさか自分でもこんなにハマるとは思っていなかったのですが、今でも運営スタッフをしていた当時のことを思うと、ここまで自分にフィットした仕事もなかなかないなぁと思えるほどでした。
でも、一歩下がって全体を見て最善を考えるという仕事は、決して目立つものではないですし、お客様がいたとして、前面に立って仕事をするというのはちょっと毛色が違うものでもあるかなって思います。
なので、前面に立って、お客様と接して仕事をしている人たちを見ていると、とってもうらやましく思う。。。運営スタッフ時代はそんなことをよく思っていました。サッカーでいうなら、点取り屋のフォワードとして、目立ちたいみたいな感情ですね。
今、「何かを教える」という様々な仕事を通じて、お客様に対して前面に立って仕事をする機会は以前よりも増えました。しかし、こういう状況になって思うのは、自分が運営スタッフ時代に思っていたよりも、前面に立って仕事をするということの感覚値が違うということです。
今を否定する意味では決してないけれども、実際にお客様に対して前面に立って仕事をする機会を重ねたことを通じて、以前のような「一歩下がって全体を見て仕事をする」ことの楽しさ、素晴らしさを改めて感じることができました。
どうしても今まで「自分が目立ちたい」「注目されたい」みたいな感情が先走ってしまっていたところがあったのは否めなかったけれど、今ようやくそういった感情も収まり、「自分が目立たなくとも、自分が最善の力を発揮出来て周りに貢献することが出来る」領域の存在を信じることができ、少しそういた場所に行き着けそうな気がしています。
2016年は、そんな領域をもっと広げて、「仕事が出来る」人間になれたらなと思っています。
来年もよろしくお願い致します
2016年も、わたくしコスゲと、このブログ「Arrown」を何卒よろしくお願い致します!