昨日のブログで、まさかの山奥で電波が届かないことにより、危なくブログ更新が途絶えるところでしたが(笑)、その時記載したように、鳥取に来ております。
場所は、鳥取県の智頭町。
中国山脈のど真ん中とも言える場所にあり、すぐ下は岡山県という場所です。
今回智頭町にきて初めて知った「100人委員会」のことについて、書いてみたいと思います!
目次
智頭町でも実施! 100人委員会とは?
100人委員会、いったいどんな委員会なんだろうと思いますが、鳥取県智頭町の例を元に書いてみます!
100人委員会は、住民の声を行政に届ける仕組みとして成り立っている仕組みです。
特定の団体というわけでも組織というわけでもないのですが、住民の要望や声を反映された具体的施策を、住民のグループそれぞれが話し合いなどして、具体的な施策を決めて、行政に提案、良いものは予算が下りて、執行されるという流れになっています。
あくまで一例として広島県福山市の例を掲載しましたが、最近では多くの自治体で100人委員会が導入されてきつつあるようです。
それだけ、全国的にも良い取り組みとして認知されているということなんですね!
100人委員会で提案されたもので、どんなものが実現されたの? 実例:森のようちえん
夢のある100人委員会、では、実際にどんなものが行政に採択され、予算が下りて実現したのか、気になるところですよね!
今回は鳥取県智頭町の例を元にお伝えしてみたいと思います!
実現した施策の代表例としてあげられるのが、「森のようちえん」。
森のようちえんは、智頭にある、自然の中で営まれているようちえんです。
青空教室みたいなイメージに近いのかもしれません。
午前は森で、午後は古民家で、共同で保育をしながら、自然や仲間との共生をテーマに教育が行われています。
実はこの森のようちえんも、元々100人委員会で提案されたものから発足したものなんです!
その取り組みに共感し、私の子供も森のようちえんに通わせたいと思われる親御さんも全国的に多いのだとか。
子育て中の方、子育ての予定がこれからある方はぜひご覧になってみてください!
とても良い環境で、子供を育てられると思いますよ!
知って楽しいことがたくさん出てくる政治のこと・100人委員会をきっかけに政治にも関心をもとう
ということで、今回は100人委員会についてお話させていただきました。
100人委員会、面白いのが、行政に執行を委託するのではなく、要望を出した側の住民たちできちんと責任をもって施策を執行するという点。
上述した例もまさにあてはまりますよね!
こんな町に自分も住んでいたら、喜んで参加してみたいなぁという、まちづくり政策の1つとして、面白い取り組みだと思います。
有名なことなのかもしれませんが、僕個人としては全く100人委員会のことは知らなかったために取り上げてみたのですが、こういう政策があると、政治に参加する意味みたいなものも、より手にとるように実感できるなぁというのがあります。
「どうせ自分が投票しても、何も変わらないんだから・・・」という理由で選挙に行かない若者も多いと聞きますが、もし100人委員会のような政策が住んでいる町にあったら、皆さんもきっと興味関心をもつはず!
この施策が全国的に広がって、やがては政治や行政に関心を持つ人が増えてほしいなぁと、切に思いました。