今日は21時から、Schooさんで、「Google Apps Script入門講座」の第2回授業があり、出演してきます
今日の授業内容は「Google Spreadsheet編」になりますが、そもそも僕がなぜGoogle Apps Scriptに触れることになったのか、きっかけについて生放送本番直前のタイミングで書こうかなと思います(笑)
目次
コピペミスによる、仕事のミスの積み重ね
前回Schooさんの生放送授業に出演した際もお話をしたのですが、僕は以前デジタルハリウッドSTUDIOさんで運営スタッフをしていた時期がありました。
ひょんなことから従事するようになった運営スタッフの仕事でしたが、自分にはすごくフィットしていた仕事であったことは事実であり、今でもその時の経験が生きていることはたくさんあります。
しかし、仕事を始めてしばらくすると、だんだん任されることが増えてきて、それはまあいいことだったのですが、忙しくなり、注意力も散漫となり、仕事において、単純なミスを連発するようになってしまったのです。
たとえば、コピペミス。毎月毎月の授業スケジュールなどをコピーペーストして翌月のフォーマットを作るのに使っていたりもしたのですが、コピペミスにより日程がでたらめになってしまって、全く違ったスケジュールを受講生さんに公開してしまい、生徒様にご迷惑をかけてしまった、なんていうことも正直ありました。
ミスを立て続けにすると、やっぱり人間落ち込むもの。元々自分は仕事が出来ない方だという認識を持っていたのもまた事実ですが、ミスを続けてしまった状況を目の当たりにして、本当にその仕事を逃げ出したくなってしまうような、そんな思いを何度となくしました。
Google Apps Scriptに触れたのは「仕事が出来ない…」という悩みを解消し仕事効率化を少しでも図りたいという気持ちから
そんなこんなで、「自分はなんて仕事が出来ないんだろう…」という悩みがより深まってしまったのですが、ただ嘆いていても始まらないので、なんとかしようと改善策を考えました。
「自動化を出来たらどんなにいいだろうか…」と考えていた矢先、僕の勤務先はGoogle Appsを業務でも積極的に導入していたのですが、そのGoogle AppsをJavaScriptベースの言語で動かすことが出来る「Google Apps Script」の存在をしり、必死に独学で色々と勉強しはじめました。
そう、「仕事が出来ない…」という悩みをなんとか解消し、少しでも今の仕事を効率化すべく。
Google Apps Scriptにより仕事の効率化を実現!コピペをなくし、ミス削減
今までコピペと完全手入力で行っていた諸々のフォーマット作成をGoogle Apps Scriptを使って作成するようにしたところ、ルーチンワークはプログラムの力を使って自動化させることにより、コピペをするということがなくなり、ミスが削減されたのです!
はじめて作ったフォーマットが完成した時は、本当に感動したことを覚えています。
ルーチンワークって、やっぱり単調な作業の繰り返しであることが多いだけに、慣れてくると飽きが生じて、それがミスの温床になったりしますよね。(僕はすぐ飽きてしまうタイプなだけに、本当苦手なのですが…)それを克服して、毎回プログラムを動かしたときに「楽しい!」という気持ちを感じることが出来るようになり、自分が行っていたルーチンワークも苦ではなくなっていったのです。
失敗をチャンスに変える・コンプレックスから強みが生まれる
この経験、自分でいうのもなんですが、まさに「失敗をチャンスに変えた」典型的な例だと思っています。正直今の自分も当時とそんなにスペックは変わっていないと思うので、もし今の自分が同じ仕事をプログラムを使わずに行ったら、きっとミスを連発しているだろうと思います。
でも、そういった自分の弱みに直面して、なんとかしようと模索した結果、プログラムと出会い、学び、そしてそれが強みとなり、まわり回って、今日のSchooさんの生放送授業の出演にも繫がっているわけです。
「仕事が出来ない…」という悩みや、実際にミスをしてしまった事実があって、でもそれに向き合ってなんとかしようとする気持ちがあったからこそ、この状況に繫がっているんじゃないかなって思うと、人生、あきらめずに一生懸命やればなんとかなるものだなと、月並みですが思うわけです。
なので、もしこの記事を見て頂いている方で、僕と同じ「仕事が出来ない…」と悩まれている方がいらっしゃいましたら、その事実に向き合ってなんとかしようとさえすれば、きっと道は開けるだろうし、そのためにGoogle Apps Scriptやプログラミングを学ぶことで、逆にそれが自分の強みになる可能性を秘めている、つまり、チャンスはその弱みの向こう側にある!そんなことをお伝えしたいのです。
さて、そろそろ現場入りの時間なので、行ってまいります!